本紙掲載日:2023-12-04
(7面)

歓声上げながらイモ掘り

イモ掘りに熱中する園児たち

たちばな保育園と川中保育園

 延岡市のたちばな保育園(首藤香織園長)=岡富町=と川中保育園(首藤郁子園長)=東本小路=の園児たちが11月8日、同市野田の畑でイモ掘りを楽しんだ。JA延岡青壮年部南方支部(盒驚蒭支部長)の協力事業で、秋晴れの空の下で園児ら約70人の喜ぶ声が響いた。

 両園ではイモ堀りを体験しようと、園内でイモを栽培していたが、あまり大きくは育たなかったという。このため、同支部の生産者でもある卒園生の保護者に相談したところ、協力を快諾。今年5月に同JA組合員の甲斐俊行さん所有の畑約3アールに、紅あずまとシルクスイートの苗を植えて育てていた。

 支部会員らが前日から土を覆っていたビニールを取り除き、つるを刈り取って掘りやすいように準備。盒胸拮長が「きょうはイモ掘りを楽しんでもらえたら。頑張ってください」と声を掛けると、園児たちは一斉に畑に入り、つるの切り口が見える場所を狙ってイモ掘りを始めた。

 掘り起こすのにひと苦労の大きなイモや、鈴なり状態のイモがあちらこちらから出現。子どもたちから歓声が上がった。

 イモ掘りは初めてという市來幸志ちゃん(4)は、「掘るのは疲れたけど楽しかった。大きいのも掘れた。イモはみんなで食べたい」と話していた。

 この日収穫されたイモは園児たちの食育に役立てられるほか、JA延岡の収穫祭で使われた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/