本紙掲載日:2023-12-04
(2面)

西臼杵で初セルフスタンド

原油価格高騰受け安価なサービス提供へ−たかちほSS

 JA高千穂地区(佐藤友則組合長)を母体とする高千穂町三田井の給油所「たかちほSS(サービス・ステーション)」が1日、西臼杵郡初のセルフスタンドとしてリニューアルオープンした。営業時間は午前7時15分〜午後7時(洗車は午後6時まで)。原則として年中無休で営業する。

 たかちほSSは1998年、国道218号沿いの現在地にオープンした。近年の原油価格高騰に伴い、人件費削減による安価なサービス提供などを目指してセルフ化の検討が進められ、今年4月の総代会で承認。10月1日から営業休止し、改修工事を進めていた。

 正式名称は「JA高千穂地区『たかちほセルフSS』」で敷地面積260・8平方メートル。8台分(ガソリン・軽油6、灯油2)の給油スペースと高性能ドライブスルー洗車機を配備。補助従業員が常駐するため、不慣れな人でも安心して利用できる。施工費は、建築工事など含め約2021万円。

 改修内容は、監視室新設および施設内装等改修工事▽セルフ給油設備工事▽セルフ用泡消火設備工事▽ドライブスルー洗車機および拭上場関係工事▽POS、塗装、看板、各システム工事▽既存施設設備工事(追加)。

 落成式で佐藤組合長は、「SSは地域インフラの要所であり、地域住民や組合員の生活を守る上でなくてはならないもの。価格負担が軽くなったことで営農促進、ひいては観光の活性化などにも期待したい」と話した。

◆7日までオープニングイベント

 たかちほセルフSSは7日まで、オープニングイベントを行っている。

ガソリン、軽油、灯油を、いずれも店頭表示価格より10円引き(1リットル当たり)。15リットル以上給油した人にはボックスティッシュ5箱をプレゼントする。問い合わせは同SS(箙眄虔罍沓魁Γ隠隠娃掘法

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/