本紙掲載日:2023-12-04
(2面)

地域防災力の向上へ

交付された折り畳み式簡易テントの取り扱い方について指導を受ける自主防災組織の代表者ら

15自主防災組織に資機材

 延岡市自主防災組織連絡協議会(森口正輝会長、279組織)はこのほど、活動が盛んな市内15組織に対し、防災資機材として折り畳み式簡易テント(3メートル×6メートル)を交付した。

 交付式は延岡市消防本部であり、森口会長が「『災害は忘れた頃にやってくる』という先人の言葉があるが、近年は忘れる間もなく災害が発生している。地域の防災力の向上がますます必要になっている」とあいさつ。

 15組織を代表して目録を受け取った長浜町区自主防災組織の甲斐善一区長が「交付していただいた資器材は災害時の備えとしてだけでなく、交流の場でも利用できる非常に有意義なもの。今後も『自分たちの地域は自分たちで守っていく』という自助、共助の意識を高めていきたい」と謝辞を述べた。

 防災資機材の交付事業は、宝くじ助成金を活用して行っている。この日は、テントの取り扱いについての説明もあり、各組織の代表者が、約50キロあるテントの持ち運び方や、ひもの結び方などを確認していた。

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