年賀状「良さを改めて」

岡富中生の作品展示－延岡郵便局

◆来年１月１０日まで

　２０２４年用年賀はがきの販売に合わせ、延岡市南町の延岡郵便局（坂本和友局長）で、市立岡富中学校（三樹浩二校長、３３８人）の生徒が書いた年賀状が展示されている。鑑賞無料。来年１月１０日まで。

　日頃、お世話になっている人や普段、会うことのできない大切な人に想（おも）いを届ける年賀状の魅力を発信する取り組み。

　会場の同郵便局ロビーには、同校１年１組の生徒が手書きした個性豊かな年賀状２７点が並び、来年の干支（えと）の「辰（たつ）」にちなんだ作品などが、訪れた人たちを楽しませている。

　また、郵便や通信に関する収蔵品を展示・紹介する郵政博物館（東京都）から、日本の歴代ポストや世界各国のポストを再現した「ミニポスト」１７点も併せて展示している。

　延岡郵便局窓口営業部の竹原晃一郎課長は「最近は、新年のあいさつをＳＮＳ（インターネット交流サイト）で済ませる方も多くなったが、展示を見て、手書きの年賀状をもらった時の感動を思い返していただければ」と話していた。

　２０２４年用年賀はがきは、延岡郵便局でも販売されている。価格は１枚６３円から。