本紙掲載日:2023-12-05
(7面)

自由に描き、色づけ

家族でクリスマス飾りを制作

 木製の飾りに水性ペンで色づけする「お絵描きクリスマスオーナメントワークショップ」が2日、延岡市コワーキングスペースであった。午前と午後の部に合わせて15家族47人が参加。家族で協力し、10種類のオリジナルクリスマス飾りを作った。

 講師は県内出身のアーティスト泊麻未さん(大分市在住)。ワークショップでは、鈴やトナカイ、雪だるま、靴下など、クリスマスにピッタリの木製飾りが1家族に10枚用意され、水性ペンで、思い思いに色を塗り、模様を付け、カラフルに変身させた。

 延岡小3年の伊藤崇馬さん(9)は、母親と片面ずつイラストを描き、両面に絵を描くスタイル。「色を塗るのは難しかったけど、色を重ねてイラストを描いたら褒められてうれしかった。家に飾れるといいな」と話していた。

 泊さんは2月と3月にも同所でワークショップを開いており、3回目。毎回、企画段階から市コワーキングスペースと一緒に内容を練っているといい、今回も「家族で気軽に利用してもらう場であってほしい」という願いを反映したという。

 「家族でクリスマスが楽しめるように、そして記念や思い出になる時間になればと考えた」と泊さん。延岡星雲高校の1年生3人もボランティアスタッフとして参加し、作業や運営を手伝っており、「家族だけでなく、高校生とのおしゃべりをしている姿もあって、良かった」と話していた。

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