本紙掲載日:2023-12-06
(1面)

延岡市などで啓発活動

「世界エイズデー」に合わせて行わたHIVと梅毒に関するPR活動(3日、延岡市旭町のイオン延岡店)

エイズ、梅毒・正しく理解しよう−県

 12月1日の「世界エイズスデー」に合わせて県は、宮崎市、延岡市、都城市でエイズ(HIV)や梅毒に関する啓発活動を行っている。

 延岡市でも今月に入って2カ所で街頭キャンペーンを実施。3日には旭町のイオン延岡店で職員らが買い物客にチラシとポケットティッシュを配り、正しい知識と検査の普及をPRした。

 世界エイズデーは、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別や偏見の解消を図ることを目的にWHO(世界保健機関)が1988年に制定。毎年12月1日を中心に世界各国で啓発活動を行われている。

 今月、県内でも無料・匿名で検査が受けられる窓口を拡充。18カ所の医療機関や保健所で、HIVと梅毒の検査を受けることができる。

 特に県内では梅毒の感染が、過去最高だった昨年を上回るペースで増えており、今後も拡大が懸念されている。このため、関係機関では積極的な検査を呼び掛けている。

 県北では延岡市平原町の井上病院と北浦町の盒彊絮,埜〆困鮗け付けている。また、延岡保健所(13日)、高千穂保健所(19日)、日向保健所(21日)では定例検査のほか、休日・夜間の特例検査も行っている(病院、保健所とも電話による事前予約が必要)。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/