本紙掲載日:2023-12-07
(2面)

コノハナロードに花の苗−岡富中

ビオラの苗を植栽する岡富中学校の1年生

恒例の植栽活動−ビオラ1200株

 延岡市野地町の五ケ瀬川右岸堤防(通称・コノハナロード)で1日、近くの岡富中学校(三樹浩二校長、338人)の1年生116人が恒例の花の苗の植栽活動を行った。東九州自動車道出入り口にある東広場の花壇に、ビオラの苗約1200株を植えた。

 活動は、花壇が整備された2017年から、同所の整備を続けているNPO法人コノハナロード延岡市民応援隊(佐伯卓信理事長)が延岡土木事務所の協力を受けて実施している。県が腐葉土や苗を提供。当日も職員8人が参加し、安全に作業ができるよう交通整理を行うなど、サポートした。

 作業を前に、佐伯理事長が「皆さんの植栽で花壇がきれいになり、延岡の玄関口をきれいにしてほしい」とあいさつ。生徒は同隊の隊員に教わりながら、ポットから苗を取り出してふかふかの土に植え込み、30分足らずで完了させた。

 弓削聡佑さん(12)は「寒かったけど、上手に植えられてきれいになって良かった。みんなが『延岡はいい場所だな』『また来年も来たいな』と思ってもらえる場所であってほしい」と話した。

 2日には、同隊の共同作業日として一般の人も参加し、花壇内にチューリップの球根を植え付け。来年2月24、25日に同所で開催される「延岡花物語」の「このはなウォーク」に向け、着々と準備を進めている。

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