本紙掲載日:2023-12-08
(3面)

人権と犯罪被害者支援を考える

延岡市立図書館で企画展

 延岡市立図書館(工藤靖治館長)は、12月の企画展として「人権週間関連展」「犯罪被害者支援関連展」を行っている。

 人権週間関連展は毎年、12月4〜10日の人権週間に合わせて、市の人権推進課と連携で開催。27日まで。

 知らないまま侵害してしまうこともある人権について知ってもらおうと、一般書や児童書など130冊を展示・貸し出している。中・高校生の学校生活に寄り添う「生きづらさを抱えるきみへ」(withnews編集部、KKベストセラーズ)などもある。

 犯罪被害者支援関連展は、いじめ、交通事故被害などを受けた人や、その家族の支援に関する展示。県警察本部県民広報課が提供するパネルや関連本約70冊をそろえた。24日まで。

 湯川拓未司書は「自分が、身近な人が被害を受けたときにどうするか。知ることで選択肢が生まれるし、相談できる場所があるということも知っていただきたい」と話す。

◆年末年始おすすめ本コーナーも

 また、27日まで「年末年始におすすめする本」展を開催している。クリスマスや年越しを控えるこの時期に毎年開催している人気企画。

 クリスマスツリーの飾りや大掃除、おせちについてなど、これから役立つ380冊を用意した。一般書以外に絵本やCD、DVDも並ぶ。

 湯川司書は「毎年大変人気で、年末にかけて本が足りなくなるほどです。借りたい方はお早めに」と来館を呼び掛けている。

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