本紙掲載日:2023-12-09
(8面)

昔ながらに餅つき体験−浦城小

自分たちでついた餅を丸める児童ら
自分たちでついた餅や豚汁をおいしそうに食べる児童ら

花壇で米作り「頑張って良かった」

 延岡市立浦城小学校(多良久校長)は2日、校庭でもちつき大会を開き、全校児童3人が保護者や地域の人たちと一緒に、昔ながらのきねと臼を使ったもちつきを体験し、交流を深めた。

 同校は今年初めて、花壇の底に防水シートを張って水田を造り、5年生の岩切朝海さんと長濱瑛茉さん、1年生の谷口芽依さんが田植えから水の管理、草取りなど世話しながら栽培。10月の稲刈り後には、伝統的な農具を使った脱穀も行い、米作りの大変さや収穫の喜びを体験した。

 この日は、この水田や学校近くの田んぼで収穫されたもち米10キロを用意。まきを使って羽釜で蒸した後、子どもたちが木と石の臼で交互にきねを振ってつき、手で丸めて丸餅とあん餅を仕上げた。

 作業後には教職員や地域の人たちと、校庭に敷いたシートの上で会食。温かい豚汁も用意され、児童たちは「みんなで一緒に餅をついたり丸めたりするのが楽しかった」「米作りを頑張って良かった」と振り返りながら、舌鼓を打っていた。

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