本紙掲載日:2023-12-11
(6面)

戸高来夢さん(五ケ瀬中3)町長賞

五ケ瀬町絵画展の受賞者ら

五ケ瀬町絵画展−入賞の児童生徒を表彰

 五ケ瀬町民の美術作品を展示、審査する「五ケ瀬町絵画展」の表彰式が7日、展示会場の町自然の恵み資料館(町総合公園Gパーク内)であった。3部門(保育所、小中学生、一般)104点のうち、小中学生の部74点から特別賞7点と金賞9点、銀賞8点に選ばれた児童生徒をたたえた。主催は町、町教育委員会。

 芸術に触れる機会を提供し、子どもの創作意欲向上や町全体の文化振興を図ろうと2008年スタート。町内各事業所に作品を展示する「ふれあいギャラリー」を兼ねた「五ケ瀬町美術の祭典」として毎年開いており、今年で16回目となる。

 式では、渡木秀明教育長が「皆さんのすてきな心が見て取れる作品ばかりだった。これからもたくさんの文化芸術に触れ、技術面はもちろん、心の成長の一助にしてもらいたい」とあいさつし、受賞者へ表彰状とトロフィーなどが贈られた。

 小迫幸弘町長は「身近なものや伝えたいことをみずみずしい感性と純粋な心で表現しており、すべてが感動を与えてくれる作品だったように思う。今後も文化芸術を通じてふるさとを見詰め直し、成長とともに郷土愛を育んでほしい」と祝辞。

 月夜のフクロウを描いた愛鳥週間のポスターで町長賞を受賞した五ケ瀬中学校3年の戸高来夢さん(15)は「生き生きと見えるように色合いを意識した。頑張って描いた作品なので賞を取れてうれしい」と喜んだ。

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