子どもたちの自立支援に−延岡ＬＣ

みどり学園に助成金

　延岡ライオンズクラブ（佐藤公治会長、４２人）は７日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で開いた例会の席上、児童養護施設みどり学園（同市若葉町、大樂隆志施設長）に助成金を贈った。

　佐藤会長から金一封を受け取った大樂施設長は施設の現状について、３歳から１８歳までの３５人を預かっていると説明。子どもたちはこの３年間、コロナ禍でストレスを抱えながらの生活を送り、現在はインフルエンザが流行して高校生１人が治療中で、施設内に広まらないよう細心の注意を払っていることを報告した。

　そうした中で高校を卒業する３人のうち、１人が神奈川県、２人が県内の企業に就職が内定したと紹介。助成金贈呈に対し、「長きにわたり、子どもたちをご支援いただきありがたい。自立支援のため大切に使わせていただきます」と感謝した。

　同ライオンズクラブは１９７９年から毎年この時期にみどり学園に助成金を贈っている。