本紙掲載日:2023-12-12
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21項目で進捗率20%以上

県男女共同参画審議会で意見を述べる若年参加者

若年世代との意見交換も−県男女共同参画審議会

 県男女共同参画審議会は11日、県企業局であり、第4次みやざき男女共同参画プランで掲げた数値目標37項目のうち、21項目で進捗(しんちょく)率が20%以上となったことが報告された。また、若年世代との意見交換も初めて行われた。

 プランでは、県の審議会委員の女性割合50%などの重点指標6項目と、男性県職員の育休取得率85%などの取り組み指標31項目の計37項目について、2026年度までの目標を設定。5カ年計画のため、同会議では1年経過時点の進捗率が20%以上かどうかが報告された。

 20%以上は2重点指標と19取り組み指標の21項目。このうち、保育所等の待機児童数ゼロ人や、消防団員に占める女性割合3・2%などの4項目は、昨年度時点で達成した。

 20%未満は重点指標三つを含む14項目で、基準値を下回ったものは2項目だった。このうち1項目は重点指標の「県の審議会委員の女性割合50%」。

 県生活・協働・男女参画課は昨年度末、庁内各課に女性委員登用の依頼文を発出。特に、登用率の低い審議会については、担当課と個別に対応、協議することなどを確認した。

 意見交換には県内企業の社員ら20〜30代の4人が参加。委員から男性の育休取得や女性の政治参画などについての考えを問われ、「育休を取らなければいけない社会になっていかないといけない」「ロールモデルが必要」などと述べた。

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