本紙掲載日:2023-12-14
(2面)

日向産カモミールと平兵衛酢でジン

カモミールジン、へべすジンへの思いを語る高野さん

監修の高野さんら十屋市長にPR

◆イオン九州が限定販売

 イオン九州(本社・福岡市、柴田祐司社長)は12日から、日向市で生産されたカモミールを使った「CamomileGIN(カモミールジン)」と特産の平兵衛酢(へべす)を使用した「へべすジン」の販売を始めた。イオン日向店や延岡店など県内4店舗で限定販売する。監修は高野総本店の社長でマスターソムリエの高野豊さん。製造は羽田麦酒(東京都大田区)。

 監修した高野さんは同日午前、イオン九州の杉野康盛宮崎事業部長、イオン日向店の谷野智謙店長、東郷まちづくり協議会の鈴野淺夫会長、日向のへべす消費拡大プロジェクト会議の黒木和之会長らと日向市役所を訪れ、十屋幸平市長に商品をPRした。

 高野さんは両商品について、ジンにカモミールと平兵衛酢をつけ込んでいるリキュール系であるとし「それぞれの品質的な特徴、効果が顕著に表れている。この二つのジンがあることで飲むことの楽しみや日々の生活に対する潤いを与えてくれる」と紹介した。

 また、東南アジアでの販売現状や、今後の見込みとしてマレーシア、カンボジア、中国などでの展開についても触れ、「飲んだ人たちは、現地(日向市)に来たいと言っている」と、インバウンド集客への展望も語った。十屋市長は「国内での認知もまだまだこれからではあるが、すでに東南アジアへも広がっており、非常に期待している」と話した。

 午後には、イオン日向店で高野さんや十屋市長がデモンストレーション販売を実施。会場では、日本各地のクラフトジンを集めた「全国選抜クラフトジン総選挙」も開催され、日向市発のカモミールジン、へべすジンをはじめ、高野さんが監修した全国11種類のジンが並んだ。

 カモミールジンは容量180ミリリットル(税込み1738円)と500ミリリットル(同3575円)。アルコール度数は40度。へべすジンは容量180ミリリットル(同1738円)のみ。

 販売店はイオン日向店、宮崎店、延岡店、多々良店。多々良店は180ミリリットルのみの販売。数量限定のため、なくなり次第販売終了となる。

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