本紙掲載日:2023-12-14
(6面)

地域の人と丸餅作り

地域の人と協力して餅を丸める子どもたち

黒岩小中で餅つき体験

 延岡市立黒岩小中学校(吉永登志孝校長、44人)で11月25日、自分たちで育てたもち米を使って、餅つきを体験した。保護者や地域の人の手を借りながら丸餅を完成させ、出来たてを頬張った。

 同校は毎年、地域の人の協力を得て全校児童生徒で米作りに取り組んでおり、今年も10月にもち米「クスタマモチ」の稲刈りを行った。

 子どもたちはきねを力いっぱい、何度も振り下ろして餅つき。大人が小さくちぎって渡すと、子どもたちが慣れない手付きで丸めた。「もっと力を入れて」などの声援も起き、にぎやかに活動していた。

 小学部6年の土井優伸さん(12)は、「小さい臼や大きい臼など、個人に合う臼があって、人に優しいなと思った。地域の人が一緒に丸めてくれたおかげで、大成功でおいしかった。来年も楽しみ」と話していた。

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