本紙掲載日:2023-12-14
(8面)

山陰神社を憩いの場に

シャクナゲの根元に土を寄せる参加者

境内にシャクナゲ−日向市東郷町小野田区

 日向市東郷町小野田区の有志でつくる「しゃくなげの会」(筌瀬太会長)は10日、地元の山陰神社(都甲幸之宮司)の境内に、奉納されたシャクナゲを40本植樹した。

 同会は、由緒ある山陰神社を地域住民の憩いの場にしようと、境内周辺の環境整備に取り組んでいる。シャクナゲの植樹は2020年に開始し、4年目。区内外の個人や法人から奉納されたもので、今回の分を合わせて約220本となった。

 この日は市内外から会員や奉納者ら約30人が参加。神事の後、シャクナゲの枝に奉納者名が書かれた札を掛け、スコップで根元に土を寄せた。

 同会は25年度までに計約300本を植え、その後、「しゃくなげ祭」(仮称)を開催する計画。筌瀬会長は「地域の方々が参拝したり、憩いの場として楽しんでもらったりして地域を活性化させたい」と話した。

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