本紙掲載日:2023-12-14
(8面)

親子で餅つき「楽しかった」

声を掛け合いながらもちつきを楽しむ子どもら

石臼・きねを使って共同作業−のべおか子どもセンター

 延岡市教育委員会と九州保健福祉大学で運営するのべおか子どもセンターの12月イベント「親子でぺったん!もちつき大会」が9日、市社会教育センターであり、親子らがにぎやかに共同作業を楽しんだ。

 毎年恒例の人気行事だが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が続き、4年ぶりに再開。3歳から小学生までの子どもと保護者の26家族計79人が参加した。

 市内の小学生を対象に実施している「はらはらわくわく体験隊」の子どもたちが田植えをして育て収穫したもち米40キロを使用。社教センターの中庭で、スタッフの職員や大学生が羽釜で蒸したもち米を3基の石臼に移し、それぞれ子どもが3、4人ずつ、順番に「イチ、ニ、サン」と声を上げながら小型のきねを振った。

 つき上がった餅を、大人たちに教わりながら食べやすい大きさに丸めて完成。袋詰めしてそれぞれ持ち帰り、残りをぜんざいに入れて味わった。また、保護者向けに、九保大の教員が子育てのアドバイスなどを講話。録画映像を後日配信予定という。

 家族3人で参加し、初めてもちつきに挑戦したという田中咲希ちゃん(6)=松山保育園=は、「お餅をペッタンてつくのが楽しかった。食べるのが楽しみ」と話した。のべおか子どもセンターでは来年3月に親子グラウンドゴルフ大会を計画している。

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