本紙掲載日:2023-12-15
(3面)

迅速、効果的な活動支援へ

協定を交わした黒木会長(左)と石原理事長(右)中央は黒木副市長

災害時協力協定を締結−日向市社協と日向JC

 日向市社会福祉協議会(黒木正一会長)と日向青年会議所(石原英明理事長)は14日、災害時における協力体制に関する協定を締結した。平常時から連携し、発災時に迅速な活動を目指す。

 協定は、市社協が「災害ボランティアセンター」を設置運営する際、市青年会議所が迅速かつ効果的に活動支援を行うことが目的。

 発災時は同センターの設置や運営に関する人員の派遣、仲介する被災者らを対象としたボランティア活動への参加協力などほか、平常時から研修や訓練に関する情報を相互提供して参加推進に取り組むという。

 締結式は市総合福祉センターであり、黒木秀樹副市長立ち会いのもと、黒木会長と石原理事長が協定書を取り交わした。

 黒木会長は、9月の台風14号で東郷地区や美々津地区が被災した際も協力を得たとし、「市民にとっても価値ある締結。青年会議所の若い人たちが、支え合う、たたえ合う福祉文化を先導的に構築してほしい」とあいさつした。

 石原理事長は、ボランティア活動の経験を踏まえ、「実動として関われる状況をつくることが大切。私たちがハブ(橋渡し)になり、協力を仰げるような態勢をつくりたい、一人一人の力は大きくないが輪を広げるきかっけになれば」と話した。

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