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地域の輪広がる、身近な存在に−延岡市消防団
延岡市消防団(荒木清団長、全6支団)が主催する初の大規模イベント「消防フェスタin延岡〜身近に感じよう!みんなの消防団」が16日、延岡総合文化センターで開かれた。ステージイベントを中心に、延岡中学校吹奏楽部のオープニングアクトや女性消防隊「とよ姫隊」と、大分県「佐伯市消防団佐伯方面隊女性部」による子ども向け防災パフォーマンス、お楽しみ抽選会など、消防団に関連したさまざまな催しが展開された。約700人が来場し、消防団活動への理解を深めた。 第1部は、延岡市消防団ラッパ隊(松田俊春隊長、13人)のファンファーレで華やかに開幕。消防団員の制服に身を包んだ西階中学校吹奏楽部の部員13人も演奏に参加し、ドリル演奏やトランペット四重奏などを披露し、会場を盛り上げた。 また、宮崎市消防団ラッパ隊(小林宣仁隊長)から隊員10人も応援に駆け付けた。信号ラッパは、唇を当てて息を吹き込み、唇の振動する音で音程を変え、音階はドとミとソしか出ないことなどを解説。「起床」「食事」など状況に応じたラッパの音も実演した。 最後は、延岡と宮崎のラッパ隊、西階中吹奏楽部の全員が共演。壮大な音でステージを締めくくった。 息子の染矢大晟さん(15)=西階中吹奏楽部員=と共演した延岡市消防団ラッパ隊員の染矢将広さん(57)は「舞台袖で涙が出そうになりました。子どもたちには卒業後も何らかの形で音楽に関わり続けてほしい」。大晟さんは「幼い頃から見ていた消防団員の制服を大人になる前に着ることができて感無量です。今回のイベントを通して自分自身、消防団員になりたいという思いが強くなりました」と晴れやかな表情だった。 第2部では、消防団員で気象予報士の野田俊一郎(48)さんが「気象予報士と消防団」をテーマに講演。地元の祭りを手伝っているうちに誘われた入団の経緯や、団活動の面白さについて話した。 天気予報士として「台風は大きな被害をもたらすが、熱帯に寒さを運ぶという大事な役割がある。台風が無くなってしまうと、北と南の温度差が激しくなり、さらなる災害を生んでしまう可能性があります」と解説。 仕事柄、台風や大規模災害時は出動することができないことにも触れ、「消防団員も気象予報士も究極の目標は『命を守りたい』ということ。災害時は特に、自分の言葉が誰かの命を守っているかもしれないと思いながら、消防団員の方々と同じ思いで活動しているつもりです」と語った。 出演した友達の演奏を聴きに来たという岡富中1年の田中泉さん(13)は「消防団員の方々とは普段、あまり関わりが無かったので、こんなにいろいろな活動をされているとは知りませんでした。びっくりしました」。 長浜町区長の甲斐善一さんは「近年は災害も増えています。地域役員として、もっと消防団員の方々と交流を深めていかないといけないと感じました」と感想。 延岡市消防団の荒木団長は「たくさんの方に来場していただき、本当に良かった。ホッとしています。今回つながった〃輪〃を、今後さらに大きくしたい。3、4年に1度くらいのペースで、こうしたイベントは継続して開催していきたい」と話した。
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地域の輪広がる、身近な存在に−延岡市消防団
延岡市消防団(荒木清団長、全6支団)が主催する初の大規模イベント「消防フェスタin延岡〜身近に感じよう!みんなの消防団」が16日、延岡総合文化センターで開かれた。ステージイベントを中心に、延岡中学校吹奏楽部のオープニングアクトや女性消防隊「とよ姫隊」と、大分県「佐伯市消防団佐伯方面隊女性部」による子ども向け防災パフォーマンス、お楽しみ抽選会など、消防団に関連したさまざまな催しが展開された。約700人が来場し、消防団活動への理解を深めた。
第1部は、延岡市消防団ラッパ隊(松田俊春隊長、13人)のファンファーレで華やかに開幕。消防団員の制服に身を包んだ西階中学校吹奏楽部の部員13人も演奏に参加し、ドリル演奏やトランペット四重奏などを披露し、会場を盛り上げた。
また、宮崎市消防団ラッパ隊(小林宣仁隊長)から隊員10人も応援に駆け付けた。信号ラッパは、唇を当てて息を吹き込み、唇の振動する音で音程を変え、音階はドとミとソしか出ないことなどを解説。「起床」「食事」など状況に応じたラッパの音も実演した。
最後は、延岡と宮崎のラッパ隊、西階中吹奏楽部の全員が共演。壮大な音でステージを締めくくった。
息子の染矢大晟さん(15)=西階中吹奏楽部員=と共演した延岡市消防団ラッパ隊員の染矢将広さん(57)は「舞台袖で涙が出そうになりました。子どもたちには卒業後も何らかの形で音楽に関わり続けてほしい」。大晟さんは「幼い頃から見ていた消防団員の制服を大人になる前に着ることができて感無量です。今回のイベントを通して自分自身、消防団員になりたいという思いが強くなりました」と晴れやかな表情だった。
第2部では、消防団員で気象予報士の野田俊一郎(48)さんが「気象予報士と消防団」をテーマに講演。地元の祭りを手伝っているうちに誘われた入団の経緯や、団活動の面白さについて話した。
天気予報士として「台風は大きな被害をもたらすが、熱帯に寒さを運ぶという大事な役割がある。台風が無くなってしまうと、北と南の温度差が激しくなり、さらなる災害を生んでしまう可能性があります」と解説。
仕事柄、台風や大規模災害時は出動することができないことにも触れ、「消防団員も気象予報士も究極の目標は『命を守りたい』ということ。災害時は特に、自分の言葉が誰かの命を守っているかもしれないと思いながら、消防団員の方々と同じ思いで活動しているつもりです」と語った。
出演した友達の演奏を聴きに来たという岡富中1年の田中泉さん(13)は「消防団員の方々とは普段、あまり関わりが無かったので、こんなにいろいろな活動をされているとは知りませんでした。びっくりしました」。
長浜町区長の甲斐善一さんは「近年は災害も増えています。地域役員として、もっと消防団員の方々と交流を深めていかないといけないと感じました」と感想。
延岡市消防団の荒木団長は「たくさんの方に来場していただき、本当に良かった。ホッとしています。今回つながった〃輪〃を、今後さらに大きくしたい。3、4年に1度くらいのペースで、こうしたイベントは継続して開催していきたい」と話した。