本紙掲載日:2023-12-18
(8面)

「なばっち。」に新フレーバー

21日に発売される原木シイタケチップス「なばっち。」の芳醇ゆず味

原木シイタケチップス−芳醇ゆず味、爽やかな味わい

◆日之影町観光協会21日発売

 日之影町観光協会(山本唯仁会長)が販売している原木シイタケチップス「なばっち。」の新フレーバー「芳醇(ほうじゅん)ゆず味」が、21日から同町七折の道の駅青雲橋などで発売される。

 「なばっち。」は、町内でシイタケなどを栽培している高見一行副会長(65)が「子どもたちに日之影町の特産である原木シイタケをおいしく食べてもらいたい」と発案。「なば」(シイタケを意味する方言)と「チップス」を組み合わせた親しみやすい商品名に、和食離れの改善や生産農家の意欲向上といった願いを込めて開発した。

 揚げ千切り大根「だいこんだー」で知られるウエストウーマンズ(宮崎市)の協力で昨年12月、日南市産の「夢の塩」を使った「香ばし塩味」を商品化。販売数は5千袋近くに上っている。

 「芳醇ゆず味」は、手作業で加工した町産の原木シイタケを米油で揚げ、同じく町産ユズの果汁とパウダーで風味を付けた爽やかな味わいが特徴。かむほどにうま味が増し、鼻を抜けるユズの香りが心地良い一品に仕上がっている。

 1袋(20グラム入り、税込み)548円。町観光協会の飯干記章事務局次長(50)は「マヨネーズでディップしたり、細かく砕いてサラダにかけてもおいしく食べられる。原木シイタケのうま味をぜひ、体感していただきたい」と呼び掛けている。

◇21、22日に柚子まつり−宮崎市の県庁前楠並木通り

 日之影町で育ったユズの加工品などをPR、販売する「日之影町柚子(ゆず)まつり」が21、22日、宮崎市の県庁前楠並木通りで開催される。主催は町物産振興協議会。

 新発売の「なばっち。」をはじめ、ゆずようかんやゆずジャム、ゆずシロップなど豊富な加工品を販売する。新鮮な地取れ野菜やこんにゃくの唐揚げ、無農薬釜炒(い)り茶なども並ぶ。

 時間は21日が午前9時〜午後4時。22日は午前9時〜午後3時。雨天決行。商品が売り切れ次第終了する。

 問い合わせは町観光協会(籠之影78・1021)。

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