本紙掲載日:2023-12-19
(2面)

ふるさとの風景、100年先へ

応募を呼び掛ける北川中学校の3年生

北川中がフォトコン−広く作品募集

◆地域の素晴らしさを「写真」という形で

 ふるさとの風景を百年先へ。延岡市立北川中学校(櫛谷裕二校長、59人)は、地元の北川町内で撮影された写真を対象にしたフォトコンテストを実施している。来年1月中旬まで作品を募集。優秀作品は写真集にまとめる計画だ。

 フォトコンテストは、小学校からを含めた9年間で行う、ふるさと北川に関するさまざまな学びを通して養ったふるさとへの思い、発信力や表現力、コミュニケーション力を「写真」という形で表現させたいと企画した。

 佐保博光教頭(56)によると、生徒にとっては身近で当たり前の風景になっているからこそ、フォトコンテストを通し、地元の素晴らしさや貴重な存在を再発見し、気付いてほしいとの思いを込めたという。「ふるさとへの思いを地域とともに形にしたい」と、一般からも広く作品を募っている。

 作品はエピソードを付けて応募。その内容も審査対象になる。北川町内で撮影した写真であれば、自然豊かな風景、街並み、祭り、動植物など対象や年代は問わない。

 審査は、生徒が中心となって関係者で行い、優秀作品30点を選定。学校長が児童生徒のために企画提案した事業案を選んで予算を付ける市教委の「ドリームプランサポート事業」として実施予定で、優秀作品は写真展を開催後、写真集を製作して形に残す。

 応募は画像データ、現像写真のどちらも可だが、加工編集したものは受け付けない。現像写真はL、2L、KGサイズのいずれか。1人3作品まで応募できるが、返却はしない。送付先のメールアドレスは(t901329@gmail.com)。

 問い合わせは北川中学校(箟箍46・2010)まで。

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