本紙掲載日:2023-12-19
(2面)

「もしも」の時、有効に

町へAED−県北法人会高千穂支部

 県北法人会高千穂支部(竹村安博支部長、155社)は18日、社会貢献の一環で高千穂町にAED(自動体外式除細動器)1台を贈った。

 同会は1981年設立。公平で健全な税制実現を目指し、納税者への研修や説明会、子ども対象の租税教室などを通じて税に関する知識を普及している。

 物品などの寄贈は「国家・社会に貢献する組織であり続けたい」との理念から長年行っており、同支部は、管轄する高千穂、日之影、五ケ瀬町に隔年持ち回りで車いすや図書カードなどを贈っている。

 贈呈式は町役場であり、甲斐宗之町長が「使う場面がないことが一番だと思うが、『もしも』に備えて有効に活用させていただく」と感謝。竹村支部長(65)は「危機管理体制の充実を願い、寄贈させていただいた。町民の皆さんにとって役立つものになればうれしい」と話した。

 町によると、地元住民の寄り合いなどで頻繁に利用され、観光客も多い天岩戸交流センターあまてらす館(同町岩戸)に設置する予定という。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/