本紙掲載日:2023-12-19
(7面)

延岡の風景など描いた約30点

24日まで、延岡・ギャラリーかわなか

◆長岡卓さん(大分県国東市)の油彩画展

 大分県国東市在住の画家・長岡卓さんの油彩画展「風と光のハーモニー」が24日まで、延岡市伊達町のギャラリーかわなか(川中啓二代表)で開かれている。同市内の風景画をはじめ、各地の名所や犬、猫を描いたまるで写真のような約30点が飾られている。

 長岡さんは、1949年大分県宇佐市生まれ。川中代表によると、同ギャラリーとは30年以上の付き合いという。

 延岡市内の風景も、実際に足を運んだり、川中代表が撮影した写真を参考にしたりして描いており、個展に合わせて描いた新作「鮎やな」や、行縢山を背景に田植えを終えたばかりの田が広がる「初夏」、コウホネが咲く家田湿原、高千穂鉄道が走っていた頃の行縢駅など、今回も6作品を出展した。

 「身近な風景を描いてもらえることはなかなかないこと」と川中代表。見慣れていて普段は見過ごしてしまう風景も、絵画作品として並ぶ姿は美しくていとおしく、川中代表も「こんなにいい場所だったっけと思いますよね」。

 また、かわいらしい猫や犬を捉えた作品も来場者を出迎えてくれる。「延岡や高千穂を描いた作品がいっぱいそろった。タッチも柔らかく、どなたが見てもホッとする絵。楽しんでもらえると思う」と川中代表。来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時〜午後6時。21日は店休。問い合わせはギャラリーかわなか(箟箍32・4036)まで。

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