サッカーＪ２仙台に完全移籍

�眦通座疏�手（２３）延岡市出身

　延岡市で毎年キャンプを行うサッカーＪ２・ベガルタ仙台は１９日、同市出身のＤＦ�眦通座疏�手（２３）が、Ｊ２・ブラウブリッツ秋田から完全移籍で加入すると発表した。

　�眦珍�手は１７３センチ、７２キロ。サッカー歴は、太陽延岡ＳＣ―日章学園中・高（宮崎市）―阪南大（大阪）。大学４年時は特別指定選手として２試合に出場した。

　今季はサイドバックのレギュラーとして、４０試合に出場した。

　�眦珍�手は秋田のホームページに「特別指定の期間を含めたこの２年間は、僕のサッカー人生において大きく飛躍・成長できた時間でした。難しい決断でしたが、自分が選んだ道に後悔ないよう、これからも努力していきます」。

　仙台のホームページに「歴史あるすばらしいクラブの一員になれることを大変うれしく思います。自分の持っている力、熱いハートをピッチでぶつけます。そしてベガルタファミリーの皆さん、絶対に一緒にＪ１昇格しましょう」とコメントしている。

　仙台は、２００１年から今春まで２３年続けて延岡市でキャンプを実施。受け入れる同市の関係者にとって、出身選手の加入は一つの悲願だった。

　延岡市サッカー協会の木村重俊会長は「本人と、指導された方々の努力の結果だが、サッカー関係者として最高の喜び。目の前でプレーする姿を見られることを楽しみにしたい」と話していた。