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市街地図(昭和16年)復元
◆82年前の商店など鮮やかに 太平洋戦争末期の1945(昭和20)年6月29日未明、延岡市街地は空襲で焼け野原になり、さまざまな資料が失われました。ところが今秋、空襲前の市街地図の複写が延岡市立図書館に保存されていることが分かり、夕刊デイリー新聞社は、同図書館と市内の印刷関係事業所の協力を得て復元を行いました。その一部を7面に掲載しています。 地図の名称は「大日本職業別明細図・延岡市」。昭和16(1941)年4月発行。発行所は「東京市渋谷区東京交通社」、発売所は「延岡市元町文展堂」と印刷されている。 国立国会図書館ホームページによると、この地図は「商工地図」で、個別の商店名や会社名が記載された戦前の都市案内地図。明治末期から複数の民間出版社により出版された。 中でも、日本交通社の「日本職業別明細図」は全国主要都市を網羅し、その範囲は台湾、朝鮮、旧満州にまで及ぶ。「商工地図」は数千分1という大縮尺で描かれる地域もあるが、同じ大縮尺図の住宅地図と比べると、記載対象となる施設はかならずしも網羅的ではなく、紙幅におさめるため図全体がかなりデフォルメされているのが特徴。 多くは裏面が職業別一覧(広告)となっており、商店等の建物の写真が掲載されていることもある。現在では、主に郷土史、商業史、風俗史、都市社会史などの研究に使われているという。 延岡市立図書館所蔵の同地図は原本を複写したもの。元は、縦に折り畳んでコンパクトに収納できる作り。それを開いて表面(地図)と裏面(官公庁、企業、商店などの住所など)をそれぞれ複写している。 延岡市立図書館所蔵の空襲前の市街地図は、1923(大正12)年の市街地図があるが、役場や学校、裁判所、税務署、警察署など公共施設が中心。 今回復元した地図は、空襲の4年前の商店などが記されており、戦前の延岡市街の様子が分かる貴重な資料だといえる。 復元作業は、印刷や出版を手掛ける「延岡バックステージ」と夕刊デイリー新聞社が行った。
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市街地図(昭和16年)復元
◆82年前の商店など鮮やかに
太平洋戦争末期の1945(昭和20)年6月29日未明、延岡市街地は空襲で焼け野原になり、さまざまな資料が失われました。ところが今秋、空襲前の市街地図の複写が延岡市立図書館に保存されていることが分かり、夕刊デイリー新聞社は、同図書館と市内の印刷関係事業所の協力を得て復元を行いました。その一部を7面に掲載しています。
地図の名称は「大日本職業別明細図・延岡市」。昭和16(1941)年4月発行。発行所は「東京市渋谷区東京交通社」、発売所は「延岡市元町文展堂」と印刷されている。
国立国会図書館ホームページによると、この地図は「商工地図」で、個別の商店名や会社名が記載された戦前の都市案内地図。明治末期から複数の民間出版社により出版された。
中でも、日本交通社の「日本職業別明細図」は全国主要都市を網羅し、その範囲は台湾、朝鮮、旧満州にまで及ぶ。「商工地図」は数千分1という大縮尺で描かれる地域もあるが、同じ大縮尺図の住宅地図と比べると、記載対象となる施設はかならずしも網羅的ではなく、紙幅におさめるため図全体がかなりデフォルメされているのが特徴。
多くは裏面が職業別一覧(広告)となっており、商店等の建物の写真が掲載されていることもある。現在では、主に郷土史、商業史、風俗史、都市社会史などの研究に使われているという。
延岡市立図書館所蔵の同地図は原本を複写したもの。元は、縦に折り畳んでコンパクトに収納できる作り。それを開いて表面(地図)と裏面(官公庁、企業、商店などの住所など)をそれぞれ複写している。
延岡市立図書館所蔵の空襲前の市街地図は、1923(大正12)年の市街地図があるが、役場や学校、裁判所、税務署、警察署など公共施設が中心。
今回復元した地図は、空襲の4年前の商店などが記されており、戦前の延岡市街の様子が分かる貴重な資料だといえる。
復元作業は、印刷や出版を手掛ける「延岡バックステージ」と夕刊デイリー新聞社が行った。