アサギマダラを呼び込もう

遠見山にフジバカマ植栽−門川町

　千キロ以上を旅するチョウ・アサギマダラを呼び込もうと、門川町観光協会（山倉深会長）と町ボランティア連絡協議会（�霤槌鵬馗后砲錬隠監�、同町の遠見山にフジバカマの苗５６本を植栽した。

　町ボランティア連絡協議会では今年５月から会員に呼び掛け、町内で増えている１人暮らしの高齢者の癒やしにつなげようと、それぞれの自宅でアサギマダラの好むフジバカマを育てている。早くもこの秋に花を咲かせ、アサギマダラの飛来も確認されているという。

　今回は町観光協会とともに、さらに取り組みを広げ、太平洋に面した遠見山の展望台駐車場近くの土手に植栽した。

　この日は関係者１６人で作業。苗は高さ２０セントほどで、成長すると高さ１メートル２０セントほどになるという。遠見山では秋に花を咲かせるフジバカマと、春に花を咲かせるシマフジバカマの自生も確認されており、�霤腸馗后複牽院砲蓮屬海海鯡臉酊�の玄関口としてアサギマダラを呼び込み、町民の皆さんの癒しにつなげたい」と話す。