財光寺小へ学校図書−日向市舞踊連盟

イベント益金−子どもたちのために

　日向市舞踊連盟（花柳絹太会長）は２１日、市立財光寺小学校（原口靖校長、４７４人）に１０万円分の図書を寄贈した。

　同連盟は９月に第１回のチャリティーイベント「きずなの会」を開催。集まった益金を日向市の子どもたちのために役立てようと市教委に相談し、図書を贈呈することが決まったという。

　この日は花柳会長、藤間鈴洋副会長、坂東寛凌重副会長が来校。花柳会長は「ジャンルを超えたイベントで当初は不安だったが、演者も来場者も楽しんでくれた。今後も続けていきたい」ときずなの会を紹介し、「（本を）たくさん読んでください」と目録を贈呈した。

　図書委員長を務める６年生の中井茉桜さん（１１）は「みんなで大切に楽しく読みます。私は委員長なので本の面白さ、楽しさも伝えていきます」。原口校長は「本は心の栄養。たくさんの本を買うことができました。感謝します」とお礼を述べた。

　同校によると、すでに図書の注文は済んでおり、世界の伝記や児童書「かいけつゾロリ」シリーズなど５０冊が届いている。そのほか、国語辞典など計７４冊が届く予定という。