本紙掲載日:2023-12-22
(7面)

事故再現で怖さ体験

スタントマンによる自転車事故の再現

門川高で交通安全教室

 プロのスタントマンが危険な自転車事故を再現し、その怖さを疑似体験してもらう交通安全教室が14日、門川町の門川高校(村社貞利校長、285人)で行われた。

 JA共済連宮崎が地域貢献活動として毎年、県警と連携して県内の中学校、高校を対象に実施している。

 この日は同校運動場で、時速40キロ走行の車と自転車の衝突、歩道での歩行者と自転車の衝突、見通しの悪い交差点での車との衝突、夜間無灯火による自転車同士の衝突など、さまざまな場面が再現され、衝突のたび、生徒たちから悲鳴が上がった。

 また、自転車の2人乗りや傘差し運転、スマホで話しながらの片手運転など、一見軽微に感じるルール違反の積み重ねが、重大な事故につながるケースも再現され、日ごろのルール順守の大切さや、今年4月から努力義務化されたヘルメットの着用が呼び掛けられた。

 雨天時以外は自転車で通学しているという2年生の甲斐耶麻都さん(17)は「もしこれが自分だったらと思うと、とても恐怖を感じた。普段からしっかりルールを守り、気を付けて運転したい」と話した。

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