本紙掲載日:2023-12-22
(7面)

喜び分かちあい、平和祈る

聖心ウルスラ学園でクリスマスの集い

 延岡市緑ケ丘の聖心ウルスラ学園高校(安藤真二校長)と併設する聡明中学校・高等部(同)は19日、同校体育館で「クリスマスの集い」を行った。出席した生徒と教職員約600人は、カトリック校としてクリスマスの喜びを分かち合うとともに、平和への祈りをささげる特別な一日を過ごした。

 クリスマスミサは森山信三司教がつかさどり、厳かな雰囲気の中、執り行われた。全員で「しずけき」を合唱した後、森山司教の祈りの言葉に続いて生徒が「アーメン」と声をそろえて、イエス・キリストの誕生日を祝い、感謝の気持ちをささげた。

 続けて、生徒会が企画したステージ発表があり、生徒がこの日のために練習してきた成果を披露。劇やダンス、合唱、演奏、漫才など、さまざまなジャンルで楽しませた。

 また、学級ごとに手作りの料理を持ち寄って教室で食事を楽しむクラスパーティーの後、体育館で「祈りの集い」を行った。代表生徒がろうそくに火をともし、全員で命の尊さを考えるとともに、戦争や貧困で苦しむ人のために世界の平和を祈った。

 聖心ウルスラ学園正面玄関前には25日まで、キリストの生誕場面を人形や模型などで表現した「馬小屋」が一般公開されている。ライトアップは午後10時までで、自由に鑑賞することができる。

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