２０２３歳末点描−聖夜を前に

クリスマスケーキ作り−風の菓子虎彦

　２４日はクリスマス・イブ。延岡市幸町の風の菓子虎彦（上田耕市社長）は、職人総出でクリスマスケーキ作りに大忙し。

　一番人気の生クリームケーキには、大ぶりのイチゴを乗せていき、和菓子も扱う同店らしい「ねりきり」で作ったクリスマスリースをトッピング。週末の受け取り希望が多いほか、配達サービスも行っているため、飾り付けや箱詰めの作業に追われている。

　サイズは小さめの４号が人気。イチゴタルトやモンブランのホールケーキなどの注文も多いという。

　カロリーが気になる人のために低糖質のイチゴ生クリームケーキやガトーショコラも用意。卵を使わずにスポンジを焼き、小麦粉は米粉を、牛乳は豆乳を代用したアレルギー対応の特製ケーキも販売している。

　津田治工場長（５８）は「箱からケーキを取り出す瞬間のお客さまの笑顔を想像しながら作っています」と話している。