非行防止合同パトロール

冬休みに合わせ青パトで啓発−日向市青少年指導員連協

　冬休み期間中の児童生徒らの非行防止を図ろうと、日向市青少年指導員連絡協議会（那須清行会長）は２４日、全地区合同で青色回転灯装備車（通称・青パト）によるパトロールを行った。

　合同パトロールは、青少年の健全育成、市民の防犯意識高揚と地域の青少年健全育成を担う各地区の指導員の連携を深めることなどが目的。毎年２回、児童生徒の夏休みと冬休みに合わせて実施している。

　この日は、市役所１階市民ホールに市青少年指導員２８人や十屋幸平市長、市生涯学習課職員らが集合し、出発式を行った。

　那須会長は「私たちの活動に法的権限はないが、犯罪抑止につながっている。事故なく頑張りましょう」とあいさつ。十屋市長は日ごろの活動に感謝し、「児童生徒は冬休みに入った。慌ただしく気の緩みが生じるため気をつけなければならない。防犯意識が醸成されれば」と期待した。

　注意事項やコースの案内を行った後、ウインカーや回転灯を確認。十屋市長らが見守る中、１４台の青パトらが連なりながら出発し、市内一円を巡回した。