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親子連れら熱戦繰り広げる−美郷町北郷小原地区
美郷町北郷小原地区の地区別定住戦略会議(小原ちくせん)主催の「ぼけない君1決定戦&小原マルシェ」が17日、同町北郷小原の「ぼけない君工房」で開かれ、町内外からの親子連れなどが同地区で生まれたボードゲームを楽しんだ。 「ぼけない君」は、日向市在住だった元小学校校長の前田克行さんが考案したボードゲーム。シンプルながら指先を使い思考力が養われる遊びとして根強い人気を誇る。 ◆地元女性グループが制作 前田さんから制作と販売を委ねられた北郷女性林研グループが2004年から販売しており、町のふるさと納税返礼品にもなっている。 地元産の30センチ四方の杉板に八角形状になる穴が37個掘ってあり、その穴に37個のビー玉を入れる。中心の1個を取ってゲームがスタート。 残ったビー玉を穴の手前にあるものを飛び越して穴に移動させ、飛び越されたものを取っていく。最後に残ったビー玉が少ないほど好成績となるが、2個以上が並んでいないと、ビー玉を取ることができなくなるため、思考力が試される。 開会式では、小原ちくせんの峰村芳生実行委員長が「寒い中ですが、ナンバーワンを決める大会を開催します。ゲームを楽しんでいただくほか、競技がない時間は、おいしいお餅やいろんな物を用意していますので、マルシェを楽しんでください」とあいさつし、参加者を歓迎した。 競技は小学生以下の部と一般を含めた中学生以上の部の2部門。予選は2人一組で1分間、決勝は2分間の勝負。いずれも制限時間内にどれだけビー玉を取ることができるかを競った。 開始の合図で小さな子どもも高齢者も真剣な表情で競技に集中。杉板に開いた穴と並んだビー玉を見詰めながら、「次はどれが取れるか」「どうやったら一つでも多く取れるか」と、指先と頭脳を使ったゲームを楽しんでいた。 終了後は審判係が残ったビー玉の数を数えて、「7個と14個で7個を残した方が勝利」などと勝者を決定。上位進出した参加者は、いずれも1桁台の好成績で、白熱したゲームの結果、上位3人が入賞となった。 表彰式では入賞順位ごとに、並んだ賞品を選ぶことができ、宇納間産の新米や釜炒(い)り茶、地元の銘菓などから、それぞれに好きな品を手にしていた。 ◇小原マルシェも同時開催 この日は、冷え込みが厳しく、山あいの集落は、昼になっても時折、雪がちらつくほど。寒い中だったが、会場に設けられたマルシェでは、宇納間備長炭で焼いた餅やイノシシの肉、シイタケが振る舞われるなど温かいもてなしもあった。ほかにもコーヒーショップの出店やフリーマーケット、地元の婦人部による「ちまきづくり体験」もあって、地域を挙げて来場者を楽しませていた。 北郷女性林研グループの小田ちはる代表は、類似品に頭を痛めたこともあった発売からの20年を振り返り、オリジナルならではの誇りと続けてきた仲間の「和」に感謝。「美郷町産の杉板を素材に、ビー玉も門川町の松野工業さんの『オーロラカラー』という、よそにない物を使っています。今後は仕上げに柿渋を使ったり、パッケージに工夫を凝らしたりするなど付加価値の高い商品づくりを考えたい」と意気込みを話していた。 ▽▽ 同グループでは現在もメンバー8人で年間約500個を製造・販売している。同グループの工房で購入する場合は、これまで1個2800円だったが、原材料費の高騰により値上げを余儀なくされており、来年1月1日から3800円になる。
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親子連れら熱戦繰り広げる−美郷町北郷小原地区
美郷町北郷小原地区の地区別定住戦略会議(小原ちくせん)主催の「ぼけない君1決定戦&小原マルシェ」が17日、同町北郷小原の「ぼけない君工房」で開かれ、町内外からの親子連れなどが同地区で生まれたボードゲームを楽しんだ。
「ぼけない君」は、日向市在住だった元小学校校長の前田克行さんが考案したボードゲーム。シンプルながら指先を使い思考力が養われる遊びとして根強い人気を誇る。
◆地元女性グループが制作
前田さんから制作と販売を委ねられた北郷女性林研グループが2004年から販売しており、町のふるさと納税返礼品にもなっている。
地元産の30センチ四方の杉板に八角形状になる穴が37個掘ってあり、その穴に37個のビー玉を入れる。中心の1個を取ってゲームがスタート。
残ったビー玉を穴の手前にあるものを飛び越して穴に移動させ、飛び越されたものを取っていく。最後に残ったビー玉が少ないほど好成績となるが、2個以上が並んでいないと、ビー玉を取ることができなくなるため、思考力が試される。
開会式では、小原ちくせんの峰村芳生実行委員長が「寒い中ですが、ナンバーワンを決める大会を開催します。ゲームを楽しんでいただくほか、競技がない時間は、おいしいお餅やいろんな物を用意していますので、マルシェを楽しんでください」とあいさつし、参加者を歓迎した。
競技は小学生以下の部と一般を含めた中学生以上の部の2部門。予選は2人一組で1分間、決勝は2分間の勝負。いずれも制限時間内にどれだけビー玉を取ることができるかを競った。
開始の合図で小さな子どもも高齢者も真剣な表情で競技に集中。杉板に開いた穴と並んだビー玉を見詰めながら、「次はどれが取れるか」「どうやったら一つでも多く取れるか」と、指先と頭脳を使ったゲームを楽しんでいた。
終了後は審判係が残ったビー玉の数を数えて、「7個と14個で7個を残した方が勝利」などと勝者を決定。上位進出した参加者は、いずれも1桁台の好成績で、白熱したゲームの結果、上位3人が入賞となった。
表彰式では入賞順位ごとに、並んだ賞品を選ぶことができ、宇納間産の新米や釜炒(い)り茶、地元の銘菓などから、それぞれに好きな品を手にしていた。
◇小原マルシェも同時開催
この日は、冷え込みが厳しく、山あいの集落は、昼になっても時折、雪がちらつくほど。寒い中だったが、会場に設けられたマルシェでは、宇納間備長炭で焼いた餅やイノシシの肉、シイタケが振る舞われるなど温かいもてなしもあった。ほかにもコーヒーショップの出店やフリーマーケット、地元の婦人部による「ちまきづくり体験」もあって、地域を挙げて来場者を楽しませていた。
北郷女性林研グループの小田ちはる代表は、類似品に頭を痛めたこともあった発売からの20年を振り返り、オリジナルならではの誇りと続けてきた仲間の「和」に感謝。「美郷町産の杉板を素材に、ビー玉も門川町の松野工業さんの『オーロラカラー』という、よそにない物を使っています。今後は仕上げに柿渋を使ったり、パッケージに工夫を凝らしたりするなど付加価値の高い商品づくりを考えたい」と意気込みを話していた。
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同グループでは現在もメンバー8人で年間約500個を製造・販売している。同グループの工房で購入する場合は、これまで1個2800円だったが、原材料費の高騰により値上げを余儀なくされており、来年1月1日から3800円になる。