本紙掲載日:2023-12-28
(1面)

2023歳末点描−紅白かまぼこ作り最盛期

正月に向けて紅白かまぼこ作りで大忙しの従業員(28日午前、岸上蒲鉾北延岡工場)

岸上蒲鉾−延岡

 正月を前に、延岡市差木野町の岸上蒲鉾北延岡工場では、紅白かまぼこや厚焼き作りが最盛期を迎えている。

 1918(大正7)年に創業し、100年以上の歴史を持つ同社。28日も年末需要に対応するため、午前6時半ごろから作業開始。アルバイトを20人ほど増員し、製造や出荷に追われている。年明けの注文も入っているため、31日まで作業は続くという。

 正月限定のかまぼこ「特選」「超特選」には、近海で捕れた良質のエソを使用。サイズは中・小のものが人気で、県内外のスーパーや小売店などに並ぶ。

 岸上和男専務(68)は「おせちにも入る紅白かまぼこは『年の始めの一口目』になるので、味にはこだわって作っている。贈りものとしての注文も多く、特にここ10年ほどは県内での需要が高い。ぜひ正月は地元のかまぼこを家族で囲んでほしい」と話した。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/