JavaScriptが無効なためE瑤竜’修動笹牲ません。動笹正せぁ燭瓩砲亙avaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
MENU
児童生徒が描く−南中学校区青少年育成協議会
延岡市の南中学校区青少年育成協議会(大村謙司会長)は26日、国道10号平原町交差点付近の地下を通る「塩浜地下横断歩道」の壁画をリニューアルする作業を行った。 壁画は、トンネル内を明るい雰囲気にしようと、1996〜98年ごろに描かれた計23枚。経年劣化で色あせなどが見られるため、同協議会が南中学校に依頼。同校美術部が中心となって、2021年からリニューアルを進めている。 今回は美術部員17人と南小学校、緑ケ丘小学校の児童13人が参加。汐止橋を渡ってすぐの入り口付近にあった1枚を新しくした。 新しい壁画の原画を考えたのは、南中学校の卒業生で県立佐土原高校1年の中尾瑠璃さん。美術部に所属していた中学2年の時に描いたもので、「延岡のいいところを見てもらいたい」と、城山公園にある「千人殺しの石垣」やアユ、菜の花などが色鮮やかにデザインされている。 参加した児童生徒は、縦1・8メートル、横3・3メートルに拡大した中尾さんのデザインを基に、筆やはけを使って水性ペンキでもくもくと描き、約4時間かけて完成させた。 冬休みを利用して参加した甲斐優樹菜さん(南小6年)は「お父さんと(地下歩道を)通るたびに壁画を見て、私も描いてみたいと思っていたので参加できてうれしい。見ていると元気が出るし、思い出になった」と、自身が担当した部分を見て満足顔。 美術部部長の内倉由楓さん(南中2年)は「ペンキで壁に描くのは初めてで、グラデーションを出すのが難しかった。手が冷たくて大変だったけど、作業中は寒さを忘れていた」。また、副部長の緒方花音さん(南中2年)は「このトンネルは今の時期、特に暗いので少しでも明るくするために原画よりも明るい色を使ったりした。壁画を見て、延岡は明るい町なんだと感じてほしい」と笑顔で話した。 同協議会によると、リニューアルした壁画は今回で2枚目。1枚目にも中尾さんの原画が使用されている。トンネル内の明るい雰囲気を維持することで、不審者による犯罪の抑止や落書きの防止も図っており、今後は小学生の絵を原画にすることも視野に入れて、リニューアルを続けていくという。
印刷には対応しておりません。当サイトは、閲覧のみになります。
写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/ 写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/
児童生徒が描く−南中学校区青少年育成協議会
延岡市の南中学校区青少年育成協議会(大村謙司会長)は26日、国道10号平原町交差点付近の地下を通る「塩浜地下横断歩道」の壁画をリニューアルする作業を行った。
壁画は、トンネル内を明るい雰囲気にしようと、1996〜98年ごろに描かれた計23枚。経年劣化で色あせなどが見られるため、同協議会が南中学校に依頼。同校美術部が中心となって、2021年からリニューアルを進めている。
今回は美術部員17人と南小学校、緑ケ丘小学校の児童13人が参加。汐止橋を渡ってすぐの入り口付近にあった1枚を新しくした。
新しい壁画の原画を考えたのは、南中学校の卒業生で県立佐土原高校1年の中尾瑠璃さん。美術部に所属していた中学2年の時に描いたもので、「延岡のいいところを見てもらいたい」と、城山公園にある「千人殺しの石垣」やアユ、菜の花などが色鮮やかにデザインされている。
参加した児童生徒は、縦1・8メートル、横3・3メートルに拡大した中尾さんのデザインを基に、筆やはけを使って水性ペンキでもくもくと描き、約4時間かけて完成させた。
冬休みを利用して参加した甲斐優樹菜さん(南小6年)は「お父さんと(地下歩道を)通るたびに壁画を見て、私も描いてみたいと思っていたので参加できてうれしい。見ていると元気が出るし、思い出になった」と、自身が担当した部分を見て満足顔。
美術部部長の内倉由楓さん(南中2年)は「ペンキで壁に描くのは初めてで、グラデーションを出すのが難しかった。手が冷たくて大変だったけど、作業中は寒さを忘れていた」。また、副部長の緒方花音さん(南中2年)は「このトンネルは今の時期、特に暗いので少しでも明るくするために原画よりも明るい色を使ったりした。壁画を見て、延岡は明るい町なんだと感じてほしい」と笑顔で話した。
同協議会によると、リニューアルした壁画は今回で2枚目。1枚目にも中尾さんの原画が使用されている。トンネル内の明るい雰囲気を維持することで、不審者による犯罪の抑止や落書きの防止も図っており、今後は小学生の絵を原画にすることも視野に入れて、リニューアルを続けていくという。