本紙掲載日:2023-12-28
(7面)

一緒に餅つき楽しむ

甲斐会長(右)から手ほどきを受けながらリズム良く餅をつく園児

西階幼稚園と野田楽生会

 延岡市野田の西階幼稚園(森美智恵園長)の園児40人とさんさんクラブ野田楽生会(甲斐俊行会長)の会員7人が20日、同園で餅つきを一緒に楽しんだ。

 同会は同園の行事に出席したり、園児に昔の遊びを教えたりと日ごろから交流している。この活動が2023年度第50回明るい社会賞の受賞につながり、同会が「園児に何かお返しがしたい」と餅つきが企画された。

 餅つきで使用したもち米は、園児の保護者が提供した13・5キロ。保護者は朝早くからもち米を蒸したり、使用する道具をお湯で温めたりして準備。蒸したもち米を甲斐会長が持参した餅つき機で適度についた後、お湯を入れて温めておいた臼に投入した。

 その後、園児はぱんだ、いちご、もも組に分かれて順番で餅つきに挑戦。甲斐会長と一緒にきねを持って他の園児の「ぺったん、ぺったん」の掛け声でリズム良くついた。保護者がつく場面もあり、「頑張れー」と応援する園児の姿もあった。

 続けて、つきたての餅に餅とり粉をまぶした後、会員が小さくちぎって園児に手渡した。園児は手のひらで転がして上手に丸めると、家から持ってきた容器に入れて持ち帰った。

 小村颯汰ちゃん(5)は「つくのが楽しかった。餅は焼いてしょうゆを付けて食べたい」と笑顔。甲斐会長は「新たな年を健康に迎えるために行う餅つきを、子どもたちと一緒に共有できたことは素晴らしい」と話していた。

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