「これぞ旭化成という走りを」

ニューイヤー駅伝へ出発−旭化成陸上部

◆市民ら１００人超が激励

　元日の風物詩「第６８回全日本実業団対抗駅伝競走大会（ニューイヤー駅伝２０２４）」に出場する旭化成陸上部の出発式がけさ、延岡市の延岡駅前であった。関係者に加え、一般のファンなど１００人超が集まって、４年ぶり２６回目の日本一を目指す選手たちを励まし、見送った。

　ニューイヤー駅伝は来月１日午前９時１５分から、群馬県前橋市の県庁前を発着点とする７区間１００キロで各地域の代表など４１チームが出場。旭化成は３８年連続６１回目となる。

　選手、スタッフは２９日午前８時すぎの特急電車で宮崎空港へ。延岡駅には小旗を持ったファンなどが集まった。

　式でＮＰＯ法人アスリートタウンのべおかの森山慎作理事長が「これぞ旭化成という自信みなぎる走りを」。市陸上競技協会の河野前会長（顧問）は「一本の、たすきにかけろ、新春路」と五七五で激励した。

　西村功監督は「若手が台頭し、ベストに近いメンバーがそろった」。代表し村山謙太選手が「皆さんがいい正月を迎えられるよう力いっぱい走り切りたい」と誓った。

◇優勝の場合、２日午後にお出迎え

　アスリートタウンのべおかは、旭化成が優勝した場合、来月２日午後２時４０分ごろから、延岡駅前での出迎えを企画する。到着時間などにより、変更の可能性もある。