本紙掲載日:2023-12-29
3面

仕事納め式

◆より高い目標に向けて全力で−河野知事

 県庁では、河野俊嗣知事による約10分間のビデオメッセージが各部署で放送された。知事は新型コロナの5類移行や豚熱ワクチンの初回接種、WBC侍ジャパンの宮崎合宿、県人会世界大会など今年のトピックを振り返った。

 来年から本格始動させる「子ども・若者」「グリーン成長」「スポーツ観光」の分野で日本一を目指すプロジェクトにも触れ、「より高い目標に向けて全力で取り組み、プロジェクトを本格展開していきましょう」と呼び掛けた。



◆業務の確認を徹底委託業務も責任を−読谷山延岡市長

 延岡市は28日、働き方改革推進のため職員を集めずに、読谷山洋司市長が庁内放送でメッセージを送って年内の業務を締めくくった。

 今年は新型コロナウイルスの感染症の位置付けが5類に移行し、さまざまな行事、イベントが復活した一方で、かつてないほどの物価対策に取り組んだと報告。その中で、うれしい動きとして、延岡市は直近の出生数・出生率が増加に転じ、2020年度と22年度には25〜39歳の人口も増えていると紹介した。

 また、昨年の延岡城・内藤記念博物館や野口遵記念館に続き、今年は県内初の「Park−PFI」を活用した喫茶店や新県体育館(アスリートタウン延岡アリーナ)のサブアリーナがオープン。来年3月には西階公園の多目的屋内施設も完成し、スポーツパークなどの整備も進められていくと明るい展望を示した。

 一方で、今年は職員による事務処理ミスが相次いだと指摘。日々の業務では確認を徹底し、委託業務に対しても絶対に相手任せにせず責任を持つよう改めて指示した。

 最後に、新型コロナが5類に移行して初めての正月で、市外から多くの人が帰省すると予想されることから、「ぜひ、親戚や知人の方を新しくできた施設に案内し、一緒に見て、新しい息吹を肌で感じてほしい」と希望。「来年も元気な顔で出会えることを楽しみにしています」と呼び掛けた。



◆「アドバンス」を合言葉に一歩前進−十屋日向市長

 日向市の仕事納め式は28日、市役所委員会室であった。十屋幸平市長は「コロナへの対応や原油高、物価高で経済状況が厳しい中、全職員一丸となって市民の笑顔と元気を取り戻すために努力していただいた。『アドバンス(前進する)』を合言葉とした中で一歩前進した」と職員の協力に感謝した。

 また、細島港19号岸壁の整備促進、東郷診療所の着工、「日向三大祭り」の通常開催など今年を振り返り、「これからますます元気になっていくと確信している」。さらに、「市民と職員が日向市のために一致団結し、同じ方向を向いて頑張っていくことが大事。今後もベクトルを合わせて市民サービス、福祉の向上に頑張っていただきたい」と呼び掛けた。

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