本紙掲載日:2023-12-29
(2面)

原野火災、延焼拡大防ぐ

日眈男苗后丙検砲ら感謝状を受け取った大賀さん(右)と雹海気

2人に感謝状−西臼杵広域消防本部

 迅速かつ的確な判断で火災防御に貢献したとして、西臼杵広域行政事務組合消防本部(日皸貍湿男苗后砲錬横憩、高千穂町三田井の農業大賀富夫さん(67)と雹街波さん(32)に感謝状を贈った。

 先月2日、同町三田井のあぜ焼きが拡大し、5・9ヘクタールを焼く原野火災が発生。2人は異様な火と煙から、火災と判断し、現場へと向かった。

 農作業中だった大賀さんは状況を確認後、近くに住む雹海気鵑軽トラックに動力噴霧機とタンク水を積載していたことを思い出し、雹海気鸞陲悄8従譴妨かっていた雹海気鵑帆遇し、協力して消火に当たった。

 2人は、現場となった畑の東側は地理的に消防車両が近づけないと判断し、延焼が進んでいた東側から消火を開始。消防隊が到着した際、火はほぼ鎮圧していたという。

 贈呈式は同本部であり、2人に感謝状を贈った日眈男苗垢蓮峺事な連携に敬意を表する。寒くなる時期を迎え、空気の乾燥や暖房器具、火を使う場面も増えるので、今後とも火災予防に努めながらご協力をいただきたい」と謝意を述べた。

 大賀さんは「とっさの行動だったが、けが人や建物の被害が出なくて良かった。感謝状を受けたことで、改めて『マッチ一本火事のもと』の意識が広まるきっかけになればうれしい」。雹海気鵑蓮峽磴靴燃えているような音が聞こえて現場へ向かったが、2人だったので心強かったし、大事に至らなくて本当に良かった。冬で火を扱う機会も多いので、皆さんも十分気を付けてほしい」と話した。

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