本紙掲載日:2023-12-30
(3面)

談話室−エンシティホテル延岡

一番は地元のお客さまに愛されること

 「やはりコロナの5類移行は大きい。特に忘年会時期の利用はコロナ前の7〜8割くらいにまで戻ってきています」と話すのはエンシティホテル延岡(延岡市紺屋町)の田川勝美代表取締役社長。

 3カ年の中期経営計画の中間年度となる今年度も、昨年度に引き続いて順調に目標数字をクリアしている。収益の柱となっているのは宿泊で「特にビジネス客が堅調です。観光客はまだ完全には戻ってきていないように感じています」。

 スポーツチームのキャンプ合宿でも、サッカーJリーグのベガルタ仙台、サッカーWEリーグのマイナビ仙台レディース、ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズなど数々のチームを受け入れており、新県体育館や改修整備が進む西階公園がもたらす好影響にも「新たなスポーツ団体の受け入れにつなげていきたいですね」と期待を込める。

 中経最終年度を迎える2024年については「スタッフの頑張りで安定的な収益を上げられるようになってきているので、これを定着させる総仕上げの年となります」と強調。市民に向けて「何より一番は地元のお客さまに愛されること。ぜひ多くの方にご利用いただければ」と呼び掛けている。

 写真は左からエンシティホテル延岡の田口健策常務取締役、田川勝美代表取締役社長、吉野鎮靖総支配人。

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