本紙掲載日:2024-01-05
(1面)

〃頑張れコール〃で幕開け

初競りは「初荷」札から始まった(5日、延岡綜合地方卸売市場)
「頑張れコール」で新年に勢いを付けた津野光一理事

5日初競り−延岡綜合地方卸売市場などで

 新しい年が本格的にスタート。5日、延岡市牧町の延岡綜合地方卸売市場(甲斐郁夫社長)、昭和町の延岡魚市場(岸上照夫社長)、東浜砂町の延岡生花地方卸売市場(岡田明利社長)で初競りが行われた。

 延岡綜合地方卸売市場では、日の出前の午前6時50分から恒例の大発会があり、市場職員や買い受け人、JA延岡、行政関係者らが出席した。

 年始めのあいさつでは甲斐社長が「延岡をはじめとする宮崎の市場経済を支えていくため、皆さまと連携して一緒につくり上げていく青果市場にしたい」。買受人組合の山本富美雄理事長は「夏場の異常気象や物価の高騰で打撃を受け、厳しい状況ではあるが、市場と一体となって乗り切っていきたい」と話した。

 最後に、1日に発生した能登半島地震の被災地に思いを寄せ、津野光一理事が〃頑張れコール〃。全員で「被災地頑張れ!市場頑張れ!」と拳を突き上げ
た。

 初競りは地元産の葉物からスタート。「初荷」と書かれた札の周辺で、買い受け人と競り人が活気あるやり取りを場内に響かせていた。

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