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仕事始めの4日、延岡市や日向市、宮崎市、門川町、高千穂町など各地で新年交礼会や賀詞交歓会が開かれ、関係者が新年の飛躍を誓い合った。 ◆県内経済界のトップら交流-宮崎商工会議所 宮崎商工会議所(米良充典会頭)主催の2024新年賀詞交歓会は4日、宮崎市の宮崎観光ホテルで開かれた。県内経済界のトップや企業・団体の代表、国会議員、行政機関の幹部ら約800人が出席した。 能登半島地震の犠牲者らに対し、黙とうをささげた後、河野知事ら辰(たつ)年生まれの年男が代表で鏡開きをして開会。米良会頭は「民の力で宮崎が動こうとしている。これをぜひ続けてほしい」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。 出席者は、関係団体、企業の担当者と新年のあいさつや名刺を交わして交流。JA宮崎中央会の栗原俊朗会長は、県内13JAを合併して4月に設立する県域JA「宮崎県農業協同組合」について「最初からうまくいくか分からないが、組合員のための農協つくりにしっかり取り組みたい」と抱負を述べた。 ◆高速交通体系の早期整備実現へ-延岡 延岡商工会議所の新年交礼会は延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、市内の政財界や企業の代表者ら200人が出席した。 主催者あいさつは、上京していた吉玉典生会頭が羽田空港の航空機衝突事故に伴う運航の乱れで遅れての出席となったため、松山昭副会頭が代読。まずは、能登半島地震と航空機事故で亡くなった人たちの冥福を祈り、被災者らへ見舞いの言葉を送った。 市内事業所を取り巻く環境については、社会経済活動がコロナ禍前の状況に戻りつつあると報告。一方で、「延岡の経済環境をより良くするためには、やはり高速交通体系の早期整備が必要だ」として、東九州自動車道の片側2車線化や九州中央自動車道の全線事業化を実現させるため、さらに訴えを強めていくよう協力を呼び掛けた。 また、来賓を代表して読谷山洋司市長はニューイヤー駅伝で地元旭化成が選手の転倒をチームワークで巻き返し、3位入賞を果たした健闘ぶりを、「力と勇気をもらった新年」と称賛。「人への投資」と「未来への投資」を柱とする新年の政策を紹介し、意欲を語った。 来賓らによる鏡開きの後、松田満男市議会議長の音頭で乾杯。出席者は笑顔で杯を交わしていた。 ◆港の重要性増し日向の時代に-日向 日向市と市議会、日向商工会議所が主催する新年賀詞交歓会は4日、同市上町のホテルベルフォート日向で行われ、行政や農林水産業、商工関係者など各界の約270人が出席した。 主催者を代表して十屋幸平市長は「コロナ禍後も物価高騰や原油高が市民生活や企業活動に大きく影響している。地域経済が活性化していくことが何よりも大事。行政も能動的に行動していく」とあいさつ。来賓の江藤拓衆院議員(自民・宮崎2区)、長友慎治衆院議員(国民・比例九州)のあいさつに続き、鏡開きが行われた。 乾杯のあいさつで三輪純司日向商工会議所会頭は「2024年問題で長距離のトラック輸送が難しくなる。港の重要性が増し、いよいよ日向の時代が来るのではないか」と期待。また、「日向圏域10万人構想でまちを明るく元気に盛り上げていければ」と述べた。 出席者は名刺交換などをしながら歓談し、今年一年の決意を新たにしていた。 ◆力強く飛躍し平穏な一年に-門川 門川町、町議会、町商工会主催の2024年新春年始会は4日、門川商工コミュニティセンターアピオで開かれ、企業や団体などの代表者ら約80人が集い、新年の展望などを語り合った。 新型コロナの「5類」移行を受け、4年ぶりに飲食を伴う通常の形に戻して開かれた。 安田厚生会長による開会の言葉に続き、主催者を代表し山室浩二町長は「社会の変化を的確に捉え、町民の生活向上のため町職員、町議会とともに笑顔あふれるまちづくり、夢と希望の持てるまちづくりを進めていきたい。今年のえと『辰(たつ)』のように、町民の皆さんには力強く飛躍していただき、町にとっては平穏な一年になるよう願っている」とあいさつした。 来賓の江藤拓衆議院議員らとともに「せーの」「よいしょ」の掛け声で、たる酒の鏡開きを行った後、森誠一議長の音頭で乾杯。参加者は名刺を交換したり、近況を語り合ったりして和やかに懇談した。 ◆辰年にあやかり飛躍の年に-高千穂 高千穂町の新春奉賀会は4日、同町三田井のゆめゆめプラザTACであった。各方面の関係者ら約120人が出席した。主催は町、町商工会(後藤和博会長)。 後藤会長が昨年までの社会情勢に言及し、「事業者としては辛抱の期間だったが、新型コロナウイルスも5類へ移行し、経済は上向きに転じると期待している。えとの中で最も縁起が良いとされる辰(たつ)年にあやかり、素晴らしい年にしましょう」とあいさつ。 甲斐宗之町長が「竜が天に昇るような飛躍の年にしたい。取り組まなければいけない課題も多いが、さまざまな施策を打っていくのでご協力をお願いしたい」と続いた。 県西臼杵支庁の河野龍彦支庁長や佐藤雅洋県議らが来賓祝辞を述べ、高千穂警察署の川越直海署長による音頭で乾杯。出席者は食事を囲んで談笑しながら名刺交換やあいさつを交わした。 西臼杵郡ではこの日、五ケ瀬町でも新春賀詞交歓会を実施。日之影町は5日行った。
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仕事始めの4日、延岡市や日向市、宮崎市、門川町、高千穂町など各地で新年交礼会や賀詞交歓会が開かれ、関係者が新年の飛躍を誓い合った。
◆県内経済界のトップら交流-宮崎商工会議所
宮崎商工会議所(米良充典会頭)主催の2024新年賀詞交歓会は4日、宮崎市の宮崎観光ホテルで開かれた。県内経済界のトップや企業・団体の代表、国会議員、行政機関の幹部ら約800人が出席した。
能登半島地震の犠牲者らに対し、黙とうをささげた後、河野知事ら辰(たつ)年生まれの年男が代表で鏡開きをして開会。米良会頭は「民の力で宮崎が動こうとしている。これをぜひ続けてほしい」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。
出席者は、関係団体、企業の担当者と新年のあいさつや名刺を交わして交流。JA宮崎中央会の栗原俊朗会長は、県内13JAを合併して4月に設立する県域JA「宮崎県農業協同組合」について「最初からうまくいくか分からないが、組合員のための農協つくりにしっかり取り組みたい」と抱負を述べた。
◆高速交通体系の早期整備実現へ-延岡
延岡商工会議所の新年交礼会は延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、市内の政財界や企業の代表者ら200人が出席した。
主催者あいさつは、上京していた吉玉典生会頭が羽田空港の航空機衝突事故に伴う運航の乱れで遅れての出席となったため、松山昭副会頭が代読。まずは、能登半島地震と航空機事故で亡くなった人たちの冥福を祈り、被災者らへ見舞いの言葉を送った。
市内事業所を取り巻く環境については、社会経済活動がコロナ禍前の状況に戻りつつあると報告。一方で、「延岡の経済環境をより良くするためには、やはり高速交通体系の早期整備が必要だ」として、東九州自動車道の片側2車線化や九州中央自動車道の全線事業化を実現させるため、さらに訴えを強めていくよう協力を呼び掛けた。
また、来賓を代表して読谷山洋司市長はニューイヤー駅伝で地元旭化成が選手の転倒をチームワークで巻き返し、3位入賞を果たした健闘ぶりを、「力と勇気をもらった新年」と称賛。「人への投資」と「未来への投資」を柱とする新年の政策を紹介し、意欲を語った。
来賓らによる鏡開きの後、松田満男市議会議長の音頭で乾杯。出席者は笑顔で杯を交わしていた。
◆港の重要性増し日向の時代に-日向
日向市と市議会、日向商工会議所が主催する新年賀詞交歓会は4日、同市上町のホテルベルフォート日向で行われ、行政や農林水産業、商工関係者など各界の約270人が出席した。
主催者を代表して十屋幸平市長は「コロナ禍後も物価高騰や原油高が市民生活や企業活動に大きく影響している。地域経済が活性化していくことが何よりも大事。行政も能動的に行動していく」とあいさつ。来賓の江藤拓衆院議員(自民・宮崎2区)、長友慎治衆院議員(国民・比例九州)のあいさつに続き、鏡開きが行われた。
乾杯のあいさつで三輪純司日向商工会議所会頭は「2024年問題で長距離のトラック輸送が難しくなる。港の重要性が増し、いよいよ日向の時代が来るのではないか」と期待。また、「日向圏域10万人構想でまちを明るく元気に盛り上げていければ」と述べた。
出席者は名刺交換などをしながら歓談し、今年一年の決意を新たにしていた。
◆力強く飛躍し平穏な一年に-門川
門川町、町議会、町商工会主催の2024年新春年始会は4日、門川商工コミュニティセンターアピオで開かれ、企業や団体などの代表者ら約80人が集い、新年の展望などを語り合った。
新型コロナの「5類」移行を受け、4年ぶりに飲食を伴う通常の形に戻して開かれた。
安田厚生会長による開会の言葉に続き、主催者を代表し山室浩二町長は「社会の変化を的確に捉え、町民の生活向上のため町職員、町議会とともに笑顔あふれるまちづくり、夢と希望の持てるまちづくりを進めていきたい。今年のえと『辰(たつ)』のように、町民の皆さんには力強く飛躍していただき、町にとっては平穏な一年になるよう願っている」とあいさつした。
来賓の江藤拓衆議院議員らとともに「せーの」「よいしょ」の掛け声で、たる酒の鏡開きを行った後、森誠一議長の音頭で乾杯。参加者は名刺を交換したり、近況を語り合ったりして和やかに懇談した。
◆辰年にあやかり飛躍の年に-高千穂
高千穂町の新春奉賀会は4日、同町三田井のゆめゆめプラザTACであった。各方面の関係者ら約120人が出席した。主催は町、町商工会(後藤和博会長)。
後藤会長が昨年までの社会情勢に言及し、「事業者としては辛抱の期間だったが、新型コロナウイルスも5類へ移行し、経済は上向きに転じると期待している。えとの中で最も縁起が良いとされる辰(たつ)年にあやかり、素晴らしい年にしましょう」とあいさつ。
甲斐宗之町長が「竜が天に昇るような飛躍の年にしたい。取り組まなければいけない課題も多いが、さまざまな施策を打っていくのでご協力をお願いしたい」と続いた。
県西臼杵支庁の河野龍彦支庁長や佐藤雅洋県議らが来賓祝辞を述べ、高千穂警察署の川越直海署長による音頭で乾杯。出席者は食事を囲んで談笑しながら名刺交換やあいさつを交わした。
西臼杵郡ではこの日、五ケ瀬町でも新春賀詞交歓会を実施。日之影町は5日行った。