技法駆使した力作展示

戸塚刺しゅう協会宮崎はまゆう会

◆１０日まで、イオン延岡店

　戸塚刺しゅう協会宮崎はまゆう会（川崎えつ子代表）は１０日まで、延岡市旭町のイオン延岡店１階セントラルコートで作品展を開いている。開場は午前９時〜午後７時。最終日は同５時まで。作品の一部は購入もできる。

　作品展では、同市西階町と日向市富高で開いている教室に通う生徒１２人が刺しゅうした作品約３００点を展示。玄関マットやテーブルクロス、スリッパ、バッグなどが並び、刺しゅうが立体的に見えるような戸塚刺しゅう特有の技法が施されている。

　また、今回のテーマ「四季折々」に合わせて門松やこいのぼり、七夕、クリスマスなど、１月から１２月までの各月をイメージした力作も並ぶ。このほか、同会が無償で指導する伝統文化親子教室「ひと針の布工房」を受講している幼児や小中学生も出品。これまでに習得した技法を駆使して、好きなキャラクターや動物などを刺しゅうしたエプロンや巾着袋、のれん、バッグなども展示されている。

　川崎代表は「今回は１年４カ月ぶりの開催。生徒と子どもたちが一針一針刺した作品を見に来てください」と呼び掛けている。