本紙掲載日:2024-01-09
(3面)

きょうから3学期−県北の小中学校

校歌を斉唱する一ケ岡小の児童(9日午前)

子どもたち元気に登校

 県北の多くの小中学校で9日、3学期の始業式があった。冬休みを終えた子どもたちが元気に登校し、友達との再会を喜んだ。

 このうち、延岡市立一ケ岡小学校(木村淳子校長、217人)は、新型コロナの感染対策や気温が低いことからオンラインで実施。児童は各教室から出席した。

 代表して山口柊悟さん(1年)と桑原侑良さん(6年)が作文を発表。山口さんは1、2学期にできるようになったことを振り返り「1年生で習う漢字を全部書けるようになる」「困っている友達をすぐに助ける」などと3学期の目標を掲げた。

 桑原さんは、4月に中学生になることから、3学期に頑張ることとして「準備物の確認をする」「最後まで集中力を保つ」を挙げ、「在校生の皆さんが6年生の姿を見て『まねしたいな』『すごいな』と思ってもらえるような行動を取りたい」と話した。

 続けて、木村校長が「学習や生活において、お互いの伸びたところや頑張ったところを認め合い、教え合いながら締めくくりができる3学期にしていきましょう」と呼び掛けた。

 また式後、木村校長は能登半島地震などに触れ「災害はいつでも、どこでも起こる可能性がある。そのため的確な判断、冷静な行動、日ごろからの訓練がとても大事になる」とし、1、2学期に行った地震津波訓練などを各クラスで振り返るよう求めた。

 なお五ケ瀬町は、10日から3学期が始まる。

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