今年初の県下署長会議−強くしなやかな警察に

　今年初の県下警察署長会議は１１日、宮崎市の県警本部で開かれた。本部幹部職員や１３署の署長ら約８０人が出席。今年の運営方針「県民の期待と信頼に応える強くしなやかな警察」や六つの重点施策推進について協議した。

　重点施策として、子ども・女性・高齢者を守る取り組みと特殊詐欺などの犯罪防止対策の推進、県民の立場に立った警察活動の推進と社会の変化に適応する警察基盤の整備、交通事故の抑止と安全で快適な交通社会の実現など６項目を定めている。

　平居秀一本部長は訓示で、これらの推進、実現すべき項目に触れた上で、人身安全関連事案への迅速、的確な対応なども求め「本年も県民の期待と信頼に応える強くしなやかな警察づくりに取り組みたい」と述べた。

　表彰式もあり、中規模署では日向署が警務、刑事、交通の３部門で昨年の業務成績優秀警察署表彰を受賞。また、昨年の４〜９月までに術科訓練で優秀な成績を収めたとして延岡署が表彰を受けた。