作品集「老いて歌おう」発行

全国募集の短歌収録−県社協

　県社会福祉協議会（町川安久会長）はこのほど、「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の作品集「老いて歌おう２０２３全国版第２２集」を発行した。要介護・要支援高齢者の部、介護者の部それぞれの入賞作品のほか、応募者全員の作品を１人１首ずつ収録している。選者は、日向市東郷町の若山牧水記念文学館館長で歌人の伊藤一彦さん。

　この短歌大会は１９９５年、県内の介護老人保健施設での短歌講座をきっかけに始まり、２００２年から全国大会に拡大して開いている。

　介護や支援を受けている高齢者と、高齢者を支える家族や施設職員、ボランティアらを対象に、２２回目の今回は２部門に４７都道府県と台湾、ブラジルの１８８４人から３０６４首の応募があった。最高齢は１０７歳、最年少は１６歳。

　県内からは２８人が入賞。県北関係では２部門合わせて７人が佳作に選ばれた。

　作品集に収録されている最優秀賞と優秀賞受賞作品については、作者と併せて伊藤さんのコメント付きで掲載されている。本はＡ５判、２１５ページ。税込み１９８０円。

　購入に関する問い合わせは、発行元の鉱脈社（�筍娃坑牽機Γ横機Γ隠沓毅検法�