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福祉専門職−避難所運営ゲームで疑似体験
門川町は12日、町内の福祉事業所で働く専門職らを対象に、巨大地震の発生を想定した避難所運営の研修会を初めて実施した。避難所運営ゲームHUG(ハグ)による疑似体験を通して、高齢者や障害者ら配慮を必要とする避難者にどう対応し、助かった命をどうつなぐか一緒に考えた。 研修会は町役場であり、町内の通所型介護施設、就労継続支援B型事業所、児童発達支援施設などで働く専門職ら約30人が参加。東日本大震災など過去の災害の教訓を参考に、もしも門川町で起こったら、その時に何ができるのか、今から何ができるのか、それぞれの立場で考えた。 講師は、人と防災未来センター(兵庫県)の研究員、山真梨子さん(42)=日向市出身=。元延岡市職員で、延岡市危機管理室などを経て昨年3月に退職。同4月から同センター研究員として、行政防災や地域防災の研究に取り組んでいる。 避難所運営ゲームHUGでは、認知症の疑いのある高齢者夫婦、ペットを連れた1人暮らしの高齢者、重度知的障害者の娘を連れた家族、引きこもりの息子を連れた家族、片言の日本語しか話せない外国人の家族など、配慮を必要とする避難者の情報が次々と読み上げられる中、参加者は、グループごとに話し合いながら、避難者を避難所のどのスペースに割り当てるか、さらに、毛布など物資搬入、マスコミなどへの対応が求められていった。 参加者の一人、町社会福祉協議会職員の岩田千種さん(51)は「カードに書かれている情報だけでは判断できない場面が多かったが、それは被災時も同じで、それでも避難所を運営していかないといけない。指示待ちではいけないし、自主的にどう動いていけるかが大切だと感じた」と話した。 山さんは「自分事として落とし込むことで、自分たちに何ができるのか、より具体的に考えることができる。それは自分たちの地域を守ること、さらに、まさに今、困難に直面している能登半島地震の被災者のために何ができるのか、目を向けることにもつながる」と話した。
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福祉専門職−避難所運営ゲームで疑似体験
門川町は12日、町内の福祉事業所で働く専門職らを対象に、巨大地震の発生を想定した避難所運営の研修会を初めて実施した。避難所運営ゲームHUG(ハグ)による疑似体験を通して、高齢者や障害者ら配慮を必要とする避難者にどう対応し、助かった命をどうつなぐか一緒に考えた。
研修会は町役場であり、町内の通所型介護施設、就労継続支援B型事業所、児童発達支援施設などで働く専門職ら約30人が参加。東日本大震災など過去の災害の教訓を参考に、もしも門川町で起こったら、その時に何ができるのか、今から何ができるのか、それぞれの立場で考えた。
講師は、人と防災未来センター(兵庫県)の研究員、山真梨子さん(42)=日向市出身=。元延岡市職員で、延岡市危機管理室などを経て昨年3月に退職。同4月から同センター研究員として、行政防災や地域防災の研究に取り組んでいる。
避難所運営ゲームHUGでは、認知症の疑いのある高齢者夫婦、ペットを連れた1人暮らしの高齢者、重度知的障害者の娘を連れた家族、引きこもりの息子を連れた家族、片言の日本語しか話せない外国人の家族など、配慮を必要とする避難者の情報が次々と読み上げられる中、参加者は、グループごとに話し合いながら、避難者を避難所のどのスペースに割り当てるか、さらに、毛布など物資搬入、マスコミなどへの対応が求められていった。
参加者の一人、町社会福祉協議会職員の岩田千種さん(51)は「カードに書かれている情報だけでは判断できない場面が多かったが、それは被災時も同じで、それでも避難所を運営していかないといけない。指示待ちではいけないし、自主的にどう動いていけるかが大切だと感じた」と話した。
山さんは「自分事として落とし込むことで、自分たちに何ができるのか、より具体的に考えることができる。それは自分たちの地域を守ること、さらに、まさに今、困難に直面している能登半島地震の被災者のために何ができるのか、目を向けることにもつながる」と話した。