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15日小正月−県北の神社で祭事
15日は小正月。県北各地の神社ではこの日に合わせて注連(しめ)はやしやどんど焼きなどの祭事が行われ、多くの参拝客でにぎわった。 小正月は年の瀬に迎えられ人々と共に正月を過ごした年の神様が、天に帰る日とも伝えられる。注連はやしやどんど焼きはもともと、この日にしめ縄などの正月飾りをご神火で焼納し、その煙とともに神様を送り出す習わしで、いまも各地で守り継がれている。 ◆餅焼きやぜんざい復活−春日神社・古札焼納祭 延岡市恒富町の春日神社(木村建男宮司)では14日に古札焼納祭が行われた。新型コロナウイルス感染症の5類移行により、ご神火で焼いた餅を食べたり、ぜんざいの振る舞いなど飲食を伴う行事も復活して、境内は活気に包まれた。 本殿で神事を執り行った後、木と木をこすって火をおこす古来伝統の「火切り神事」で採火。木村宮司がそのご神火を、境内に設けた焼納場に積まれたしめ縄などに移すと、瞬く間に勢い良く燃え上がった。 参拝客が持ち寄ったしめ飾りや破魔矢などの縁起物は山のように積み上がり、氏子らが次々に投げ込んで焼納。一帯は燃えさかる炎の熱気に包まれ、参拝客は手をかざしたり煙を浴びるなどして今年一年の健康と息災を願った。 久しぶりに行われたご神火で餅を焼く風習もにぎわい、参拝客は先端に餅を挟んだ長い竹ざおを次々とご神火にかざしては、焼きたてをありがたそうに頬張っていた。 ◆正月飾りなどを焼納−今山八幡宮・注連はやし 延岡市山下町の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)では15日、注連(しめ)はやしが行われ、同神社西神苑には正月飾りを手にした氏子や市民らが次々と参拝に訪れた。 以前であれば1月15日は成人の日で休日だったが、今山八幡宮は祝日が移ってからも小正月に注連はやしを行う伝統を守り続けている。今年は平日開催となったが、近隣商店街の経営者らも含め、100人近くが神事に参列した。 伊藤宮司がおはらいで場を清め、氏子総代があんどんのご神火を採って火入れの儀を行うと、焼納場からは勢い良く火柱が立ち上がり、周囲にはにわかに熱気が充満。伊藤宮司と伊藤康晋禰宜(ねぎ)が太鼓の音とともに声をそろえ、厄災をはらい清める大祓詞(おおはらいことば)を奏上すると、炎はさらに勢いを増した。 神事が終わってからも正月に飾ったしめ縄や破魔矢などが入った紙袋を持って市民が続々と参拝。火に手をかざしたり煙を自分の体に浴びせたりしながら、無病息災や家内安全を祈願していた。 伊藤宮司は能登半島地震に心を痛めつつも、地元では穏やかな正月が迎えられたことに感謝。辰(たつ)年は上昇や発展の年回りだとして、「今山八幡宮の社殿でも立派な昇り竜の彫刻が出迎えてくれますので、ぜひ一度ご覧いただければ」と話した。
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15日小正月−県北の神社で祭事
15日は小正月。県北各地の神社ではこの日に合わせて注連(しめ)はやしやどんど焼きなどの祭事が行われ、多くの参拝客でにぎわった。
小正月は年の瀬に迎えられ人々と共に正月を過ごした年の神様が、天に帰る日とも伝えられる。注連はやしやどんど焼きはもともと、この日にしめ縄などの正月飾りをご神火で焼納し、その煙とともに神様を送り出す習わしで、いまも各地で守り継がれている。
◆餅焼きやぜんざい復活−春日神社・古札焼納祭
延岡市恒富町の春日神社(木村建男宮司)では14日に古札焼納祭が行われた。新型コロナウイルス感染症の5類移行により、ご神火で焼いた餅を食べたり、ぜんざいの振る舞いなど飲食を伴う行事も復活して、境内は活気に包まれた。
本殿で神事を執り行った後、木と木をこすって火をおこす古来伝統の「火切り神事」で採火。木村宮司がそのご神火を、境内に設けた焼納場に積まれたしめ縄などに移すと、瞬く間に勢い良く燃え上がった。
参拝客が持ち寄ったしめ飾りや破魔矢などの縁起物は山のように積み上がり、氏子らが次々に投げ込んで焼納。一帯は燃えさかる炎の熱気に包まれ、参拝客は手をかざしたり煙を浴びるなどして今年一年の健康と息災を願った。
久しぶりに行われたご神火で餅を焼く風習もにぎわい、参拝客は先端に餅を挟んだ長い竹ざおを次々とご神火にかざしては、焼きたてをありがたそうに頬張っていた。
◆正月飾りなどを焼納−今山八幡宮・注連はやし
延岡市山下町の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)では15日、注連(しめ)はやしが行われ、同神社西神苑には正月飾りを手にした氏子や市民らが次々と参拝に訪れた。
以前であれば1月15日は成人の日で休日だったが、今山八幡宮は祝日が移ってからも小正月に注連はやしを行う伝統を守り続けている。今年は平日開催となったが、近隣商店街の経営者らも含め、100人近くが神事に参列した。
伊藤宮司がおはらいで場を清め、氏子総代があんどんのご神火を採って火入れの儀を行うと、焼納場からは勢い良く火柱が立ち上がり、周囲にはにわかに熱気が充満。伊藤宮司と伊藤康晋禰宜(ねぎ)が太鼓の音とともに声をそろえ、厄災をはらい清める大祓詞(おおはらいことば)を奏上すると、炎はさらに勢いを増した。
神事が終わってからも正月に飾ったしめ縄や破魔矢などが入った紙袋を持って市民が続々と参拝。火に手をかざしたり煙を自分の体に浴びせたりしながら、無病息災や家内安全を祈願していた。
伊藤宮司は能登半島地震に心を痛めつつも、地元では穏やかな正月が迎えられたことに感謝。辰(たつ)年は上昇や発展の年回りだとして、「今山八幡宮の社殿でも立派な昇り竜の彫刻が出迎えてくれますので、ぜひ一度ご覧いただければ」と話した。