本紙掲載日:2024-01-15
(9面)

エースとしての活躍誓う−戸郷選手

具体的な目標に「200回登板」−延岡信用金庫主催講演会

◆好きな米球団は…「ヤンキース」とサービス

 聖心ウルスラ学園高出身で、プロ野球・巨人の戸郷投手は13日、自主トレーニングを行う延岡市で、講演会を行った。戸郷投手は、今季の具体的な目標を「200回登板」と明言。開幕投手を務める予定の今季、170回前後の過去2年を大きく上回るエースとしての活躍を誓った。

 講演会は延岡信用金庫が創立100周年記念事業で主催した。プロ野球楽天、メジャーなどで活躍した福盛和男さん(都城市出身)と、元フジテレビアナウンサーの英恵さん夫妻が司会。戸郷選手と自主トレを行う巨人育成の笠島尚樹投手、森本哲星投手、球団トレーナーの鈴木雅さんが登壇し、座談会方式で行われた。

 戸郷投手は「こういう機会は少なく、延岡信金さんに感謝したい」。地元のリラックスした雰囲気の中、「まだまだ精進しないといけないが、WBCでメジャーに行きたいという気持ちはさらに強くなった。(好きな球団は?)巨人と同じように伝統あるニューヨーク・ヤンキース」と明かすサービスも見せた。

 侍ジャパンでチームメートだった大谷翔平選手(ドジャース)は「すごく優しくて、テレビのままの人。量やこだわりなど食事、ウエートトレーニングとスケールがでかかった」。ダルビッシュ有選手(パドレス)は「最初から来て、チームをまとめてくれた。変化球など技術面からサプリメントなど食事面まで幅広く教えてもらった」と人となりを率直に語った。

 指名した学童選手にキャッチボールを指導したり、鈴木トレーナーがトレーニングを指導するなど、子どもたちにとっても貴重な体験に。サインボールや、サイングッズなど豪華景品の抽選会もあった。

 抽選で、サイン入りグローブをもらった緑ケ丘小6年の島津匡汰さん(緑ケ丘クラブ)は「とてもうれしく、大切に飾りたい。きょう学んだことを生かして、野球を続け、戸郷選手のように侍ジャパンで活躍したい」と目を輝かせていた。

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