本紙掲載日:2024-01-16
(2面)

安全意識「広めたい」

来賓から服装点検を受ける延岡市交通少年団の団員ら

延岡市交通指導員会・少年団−活動始め式

 延岡市交通指導員会(大野康男会長、30人)と同市交通少年団(齋藤杏久里団長、21人)は13日、市役所2階講堂で合同の活動始め式を行い、気構えを新たにした。

 制帽、制服姿の交通指導員22人と少年団員12人が出席。指揮官を務めた大野会長の号令で整列した後、山本一丸副市長、延岡警察署の黒瀬信太郎署長、延岡地区交通安全協会の牛島宏会長から服装や手帳、警笛など携行品の点検を受けた。

 山本副市長は「昨年、市内では2人の尊い命が、交通事故によって失われている。一件でも事故を減らせるように引き続き、お力添えをいただきたい」と激励。黒瀬署長は「日ごろの地道な活動に改めてお礼を申し上げたい。警察としても交通死亡事故ゼロに向けて、主要交差点や道路の見回りを強化していく」と述べた。

 交通指導員は朝夕に制服姿で交差点などでの交通指導に努めているほか、年間を通して交通安全運動関連のキャンペーンに参加。交通少年団も子どもの立場から大人に向けた啓発や、同世代への呼び掛け役として、地域の安全意識高揚に貢献している。

 交通少年団の齋藤団長(南方小6)は「活動で学んだことをクラスメートと共有するなどして、みんなに交通安全を広めていきたい」。大野会長(79)は「交通指導員の減少は喫緊の課題。今年は指導員増加に向けた取り組みも、推進していきたい」と話していた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/