「大切に使いたい」

〃大谷グローブ〃届く－延岡市の２７小学校

　メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手（２９）＝ドジャース＝が国内全小学校に寄贈する〃大谷グローブ〃が１５日、延岡市内の公立小学校と義務教育学校計２７校に届けられた。このうち、全校児童３人の浦城小学校（多良久校長）では、早速届いたグローブを使ってキャッチボールを楽しんだ。

　グローブは大谷選手と契約するニューバランスのモデルで、内側にはサインがプリントされている。「野球しようぜ」のメッセージとともに１校につき右利き用２個と左利き用１個のセットが贈られた。

　同校では主に体育の授業や昼休み時間、体力テストの投球種目で活用予定。また、今回の寄贈に当たり児童たちの体力向上を目的に校内グラウンドに球技用ボードの設置も検討しているという。

　谷口芽衣さん（７）は「これからも体育の授業とかで大切に使っていきたい」と笑顔。５年生の長濱瑛茉さん（１１）と岩切朝海さん（同）は「とても使いやすい。昼休みにキャッチボールをしたことがないので、この機会にやりたい」、「汚れてもいいからもらったグローブで野球をやりたい」と目を輝かせた。