本紙掲載日:2024-01-17
(1面)

寒空の下、空手寒稽古

ミット蹴りを行う道場生

練義塾・仁武館−心身の鍛練

 延岡市内の空手道場による合同新春寒稽古は14日、同市の土々呂海浜公園であり、JKKF九州硬式空手道連盟に属する練義塾(甲斐誠館長)と仁武館(甲斐淳彦館長)の道場生約20人が心身の鍛練に励んだ。

 毎年恒例となっている海に入っての正拳突きは、工事のため海岸への立ち入りができずに断念。近くのグラウンドに集まった道場生は、準備運動やランニングで体をほぐし、見守った保護者らの前で形を披露。その後、ミット蹴りや正拳突き100本を行い、澄み渡った寒空の下で威勢のいい掛け声を響かせた。

 最年少ながら先輩たちに負けない気迫を見せていた一ケ岡小1年の中村歩夢さん(6)=練義塾=は「3月に試合があるので勝ちたい。いつか黒帯を巻くのが大きな目標」と抱負を語った。甲斐誠館長、甲斐淳彦館長は「海に入れず残念だったがいい稽古ができた」「コロナ禍で少なくなった道場生の数が少しでも戻ってくれれば」と話した。

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